第55期王位戦七番勝負第3局 Feed

2014年8月 6日 (水)

第55期王位戦七番勝負第4局は、8月20日・21日に「ホテル日航福岡」(福岡県福岡市)で行われます。

本局は北海道新聞・東京新聞・中日新聞・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞の各紙上において、9月26日から鈴木宏彦氏による観戦記が掲載されます。詳しくはそちらも合わせてご覧ください。

Img_5227本局の棋譜(クリックで拡大します)。

本局の中継ブログ更新は以上で終了します。
ご観戦誠にありがとうございました。

(八雲)

Img_5070終局後は500人を超す観客が詰めかけた大盤解説会場へ(急きょ設営された別会場も含めると650人ほど来場したとのこと)。

Img_5079本局を振り返り、次局に向けた抱負も語られた。
「タイトル戦の持将棋は20年振りぐらいです。気持ちを切り替えて次局に臨みたいです」(羽生王位)

Img_5087「馬を取られるうっかりがあったので、次はそういうミスのないようにしたい」(木村八段)

(八雲)

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Img_5048【羽生善治王位インタビュー】
――封じ手のあたりはいかがでしたか。
「前例があって手を変えたんですけど、封じ手で△8六歩とタイミング良く突かれて……うーん、何かあまり芳しくないのかもしれないですね。本譜でちょっと攻めが細くなってしまったので、厳しい展開になったと思いました」

――最後はねじりあいから持将棋となりましたが。
「駒を取る展開になって何かあるかなと思いましたが、ちょっと具体的な筋がみえなかったですね。(その前に)寄せにいく筋を考えるべきだったかもしれません」

Img_5037【木村一基八段インタビュー】
――封じ手のあたりはいかがでしたか。
「いやあ、封じ手がいいのか悪いのか分からなくて。ちょっと寝れませんでした(笑)。ただ、結果的にはまずまずだったような気がしますが……。(99手目で)馬を抜かれる筋をひどい勘違いをしていて。そこはちょっと負けにしたかなと。最後ちょっと足りないかと思いましたけど、まあやるよりなかったので、はい」

(八雲)