2013年7月

2013年7月11日 (木)

Dsc_1085(石田九段がステージへ。石田節が炸裂だ)

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「行方さんは9連勝? 10連勝? (11連勝)中なんだよね。それで大変失礼ながら松尾さんもね」(石田九段)
「ええ、1つ貢献(王位リーグ最終一斉対局)してしまいました」(松尾七段)
「行方さんは、今日のような1本道の将棋が得意なんだよね。粘りも出てきたのかな」(石田九段)

「先生、行方さんは前から悪い将棋を粘るのがうまかったですよ。最近は序盤からソツなく押し切る印象です」(松尾七段)

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「△7六歩と打ったところだよねぇ。一直線だねぇ。▲3三と△同金▲4一飛成。これは△7七歩成から△7六歩で。何度もとっとことっとこ歩を打たれて。これはいくら羽生さんでも勝てないねぇ」(石田九段)

「▲4二となんでしょうか。だからどこかで△4七歩と飛車の頭をたたいておきたかった気がします」(松尾七段)

「なんの変化球も投げない、ただただ攻める将棋になったねぇ。どうも先手を持って自信がないんだよなあ」(石田九段)

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(吟)

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△7六歩で羽生王位の7七の銀は捕まった。羽生王位が考えているのは▲4三歩成と踏み込む攻めの順か。一直線の激しい攻防が見られそうで、控室では検討を行いながら次の一手を待っている。

Dsc_1078(30分以上考え続ける羽生王位。次の一手は▲4三歩成なのだろうか)

(吟)

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Dsc_0964001(昨日やや対局室内は暑かったようで対局室には朝から扇風機が用意されている)

Dsc_0968(松尾七段の左側には衝立が置かれている。冷房の風が記録係の竹内三段に直接当たらないようにとの配慮だ)

※写真は昼食休憩時に撮影したものです。

(吟)

Dsc_1037(中日新聞の動画は左のカメラで撮影されている)

Dsc_1043(会場のうしろでは石田九段のサイン本が販売されている。お客さんは大盤解説会に夢中だ。本が売れ出すのは休憩に入ったときだろう)

Dsc_1047(販売されているのは『石田和雄名局集』(日本将棋連盟)だ)

Dsc_1050_2(味のある石田九段のサイン)

(吟)