2013年7月

2013年7月23日 (火)

25_1 (中の坊瑞苑から徒歩5分のところにある神戸電鉄「有馬温泉」駅。神戸電鉄は神戸と神戸の北側を結ぶ線で、電車が六甲山を越えて山間を進むため、通常の電車よりも馬力が強いのだという。ちなみに有馬温泉駅は、毎日放送の人気番組「ロケみつ」の一コーナー「西日本横断ブログ旅」の出発地点だった)

25_2 (有馬温泉駅から関西将棋会館のある阪神電鉄「福島」駅までは970円)

25_3 (落ち着いた、風情のある街並み)

25_4 (控室から有馬の町を眺めると、そこかしこから湯気が上がっているのが見える。写真は「天神泉源」。中の坊瑞苑の温泉はここからお湯を引いているそうだ)

25_5 (有馬には3種類の泉質があり、大きく2つに分けて「金泉」と「銀泉」と呼ばれている。天神泉源から湧き出ているのはそのうちの金泉。鉄分と塩化ナトリウムが多く含まれているため、お湯の通り道は写真のように赤茶けている)

(若葉)

15時、両対局者に午後のおやつが出されました。
羽生王位に出されたのはホットレモンティーといちごショートケーキ、行方八段はトマトジュースとフルーツの盛り合わせでした。

26_1 (ホットレモンティーといちごショートケーキ)

26_2 (トマトジュースとフルーツ盛り合わせ)

26_3 (おやつを運ぶお二人)

(若葉)

対局再開を見届けて、井上九段が控室に戻ってきました。
「いたたた……」と腰をさする井上九段。
「今日の終わりまではなんとかがんばってや。あ、明日の朝は封じ手開けなあかんのか。ほな明日の昼まではがんばって」
井上九段にはっぱをかける小阪七段の表情からは笑顔がこぼれています。

午後に入って控室では本格的な検討が始まりました。
盤面中央で戦いが起こり、局面は中盤戦の入り口。
指し手の選択肢が多く、いくつもの変化が盤上に現れては消えていきます。
形勢はまだはっきりとはわからないようです。

23_1 (「行きますよー!」と小阪七段の座る後手陣に攻め込む井上九段。しばらく指し手が進められたが「絶対こうはならんやろな」と元の局面に戻された。小阪七段も「これはお互いに反省点が多かったんとちゃいますか」と苦笑い)

23_2 (森信七段が控室へ。検討に加わっている。森信七段は「将棋世界」誌で第2局の観戦記を担当するとのこと)

(若葉)

22_1 (定刻になっても両者は現れなかった)

22_2 (ほどなくして羽生王位が入室。「時間になっております」と記録係の荒木三段が声をかける)

22_3 (席に着いて羽生王位はすぐに△5六歩を着手)

22_4

(若葉)