（使用されているのは児玉龍兒師作、錦旗書の盛上駒）

（若葉）

13時30分、対局が再開されました。
再開後の一手は５筋を取り込む△５六歩でした。



（若葉）

１日目の昼食として両対局者に出されたのは肉うどんでした。
中の坊瑞苑ではおなじみの一品です。
おにぎりと天ぷらも付いていて、非常にボリュームがありました。

（対局者に出されたものと同じ肉うどん）

（若葉）

図の局面で昼食休憩となりました。
▲２八飛までの消費時間は▲行方43分、△羽生２時間30分。羽生王位は休憩までに32分考えました。
手の広い局面で、△６二金、△４五銀、△５六歩、△６四歩など前例の指し手も多岐に渡っています。後手にとっていろいろ工夫のしがいのある局面のようです。

対局再開は13時30分。羽生王位の手番で再開されます。



（若葉）

第２局は羽生王位が△５三銀（上図）と指し、急戦矢倉になりました。
前手の▲７七銀（17手目）に呼応した動きで、先手が角のラインを自ら止めているので中央から戦いを起こして手になるとみています。前日のインタビューで語っていたように、羽生王位は積極的に踏み込んでいきました。
もっとも、先手もそれは望むところ。井上九段によると先手はあえて▲７七銀と指し、急戦を誘っていたようです。午前中から早速駒がぶつかって下図。午後からは緊迫感のある局面が続きそうです。



（観戦記者の諏訪景子さんに序盤の解説をする小阪七段）

（若葉）

（中の坊瑞苑は有馬温泉でも有数の老舗旅館。古くは江戸時代から宿屋を営み、明治元年に「中の坊旅館」として創業した。館内は伝統を感じさせつつもモダンで落ち着いた雰囲気。2011年３月にリニューアルされた）







（若葉）