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第64期王座戦五番勝負第2局

2016年9月20日 (火)

夕食休憩

_10718時10分、図の局面で糸谷八段が4分考えて夕食休憩に入りました。消費時間は▲糸谷3時間55分、△羽生3時間24分。夕食の注文は羽生王座がアメリカンクラブハウスサンドとオレンジジュース、糸谷八段が肉うどんとアイスコーヒー。対局は19時に再開します。

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Img_2550_y_syoku_habu02 (羽生王座は、糸谷八段の昼食を採用)

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Img_2565_y_syoku_ito02 (糸谷八段の注文)

(虹)

夕食休憩が近づく

_105継ぎ盤には(1)△5二銀▲3四角△6二銀▲4一銀△5一金が並べられました。

Img_2542_hikae1800 (上記△5一金まで進めた継ぎ盤)

「かなりマニアックな変化ですが、こうなれば先手がよいことは間違いないです。△5九歩成には▲同金△同と▲5四歩があります。後手から動くことができず、辛抱の将棋ですね」(山崎八段)
「ただ辛抱し甲斐はありますよね。あと先手は歩だけなんですよ。歩さえあればいくらでも攻めがつながるんですけど」(稲葉八段)
「あと(1)△5二銀は、羽生先生の好みではないと思います。代えて(2)△5二金引のほうが普通なんでしょうね」(山崎八段)

(虹)

稲葉八段の見解

_95「先手を持ってみたいですね。後手は攻めが重たくて、先手陣の堅さが光る展開です。あとは先手がこの▲6四歩から攻めを切らさなければ、という将棋です。ただ持ち駒の歩が少ないのは気になります」(稲葉八段)

Img_2537_hikae1730_inaba (継ぎ盤の面々と意見を交換する稲葉八段)

(虹)

小技の応酬

_83互いにと金を作って攻め合う展開になりました。

_9017時頃の局面。△1六歩は大石六段が指摘していた一着で、先手から▲1六歩と打たれる手を消したものです。

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Img_2534_hikae1700b (継ぎ盤周りの様子)

Img_2527_nico_imai (「喋るのは大好きです!」という今泉健司四段がニコニコ生放送に電話出演中)

(虹)

さらにゲスト出演

Img_2503_oban1640b (山崎八段も登壇。関西の新旧王子が並び立つ)

Img_2490_oban1640a_2 (後手が指せるという解説だったことを聞いた山崎八段は「え!」と声を上げて、先手よしとの見解を示した)

Img_2475_sidou_hunae (指導将棋スペースでは、船江五段が将棋ファンと対局中)

Img_2482_sidou_wada (和田女流初段。都成四段は第1部に続き連続登板していた)

(虹)

16時30分の大盤解説会

Img_2462_oban1640a (会場は満員に近づいてきた)

Img_2467_oban1630b (いまは斎藤六段と)

Img_2472_oban1630c (ゲストの稲葉八段が解説している)

(虹)

円山公園(2)

Img_2018_park04 (坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像)

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(虹)

円山公園(1)

Img_1992_park01 (円山公園)

市最古の公園(1886年開設)で、国の名勝に指定されています。総面積は約86600平方メートル。1912年、小川治兵衛により池泉回遊式の日本庭園が作庭され、現在の形となりました。

Img_1990_park02 (アオサギが水面に映る)

Img_1999_park06 (こちらでは鯉が泳いでいた)

(虹)

15時50分の控室

Img_2426_oyatu_b01 (おやつの写真は、対戦者と同じものを注文して撮影する。撮影後のショートケーキは今泉四段の手に)

Img_2455_oyatu_b02 (先輩棋士一同によって、マンゴープリンは大橋三段に譲られた)

Img_2456_nico_yama (三浦弘行九段が解説するニコニコ生放送に、山崎隆之八段が電話出演中。関係者の笑いを誘うやりとりが続き、電話を切ったあと「いやー毒舌を吐いてしまった」と照れ笑い)

(虹)

15時30分の大盤解説会

大盤解説会ではいったん検討を中断して、目隠し10秒将棋の企画が始まりました。本局の66手目△1二飛から継ぐ形で対局は行われます。ジャンケンの結果、船江五段が先手、都成四段が後手に。大盤解説を斎藤六段、聞き手を北村女流初段、秒読み係を和田女流初段がそれぞれ務めます。

Img_2437_oban1530a_2 (この局面から始められた。「自分の将棋ならまだしも、ほかの棋士の将棋を継いで目隠し将棋を指すなんて、ただの目隠し将棋の倍以上難しいですよ」と斎藤六段)

Img_2440_oban1530b (必死に局面を考える)

Img_2444_oban1530c (10手ほど進んだところで「ああぁ!」と船江五段から悲鳴が)

(虹)

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