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(藤井九段側から見た盤面) (深浦王位から見た盤面) (昨日降っていた雨はやんでいる)
▲藤井-△深浦戦は18手目△5三銀の局面で藤井九段が39分使って昼食休憩時刻の12時10分になりました。消費時間は藤井1時間20分、深浦40分。13時に対局が再開されます。 (特別対局室の様子)
図は18手目△5三銀まで。△5三銀は工夫の一手。次に△6四銀と活用するのか、△4四銀右とするのか、△4四銀左~△5五歩から△5四銀と二枚銀を並べるかで展開が変わってきます。序盤戦術にこだわりを持つ、藤井九段が長考しています。 (12時5分ごろのモニターの様子)
(本局は特別対局室で指されている) (「飛燕」と「銀沙」の間が控え室になっている。「雲鶴」と5階の「香雲」で銀河戦予選が行われている)
(11時過ぎ、片上大輔六段が控え室へ。モニターを見て、戦況を確認した)
(10時40分ごろのモニターの様子。深浦王位が席を外している。藤井九段は外を眺めながら、脳内将棋盤で考えるタイプ。鳩森神社からはセミの鳴き声が聞こえる)
(駒を並べて対局開始を待つ) (記録係・杉本和陽三段の振り駒はと金が3枚。藤井九段の先手に決まった) (定刻10時に対局が開始された)
本局は藤井九段の先手番で対局が定刻通りに開始されました。図は10時25分の局面。10手目△3二金まで進みました。「藤井システム」で知られる藤井九段ですが、近年は先手番で矢倉を多用。本局も矢倉模様の出だしです。普段の矢倉戦と違うところに、先手の左の金銀が動いていないこと、後手の8筋の歩が突かれていないことが挙げられます。小さな違いが全体にどのような影響を及ぼすかが注目されます。
(王将を据える深浦康市王位) (富士山の掛け軸を背にして) (深浦王位の2手目は△3四歩)
(目を閉じる藤井猛九段) (7筋の歩をつまんで…) (▲7六歩が指された)