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有馬の名産品である「有馬かご」。対局室のある8階にもさりげなく飾られてある
こちらも有馬名産の「有馬筆」。「有馬かご」も「有馬筆」も 「中の坊瑞苑」の1階にて販売されている
(吟)
神戸ポートタワーの隣に見えるホテルオークラ神戸は第54期王座戦第3局で羽生王座が佐藤康光棋聖(当時)を相手に、秘術をつくした難解な将棋の末、15連覇(2006年9月27日)を決めた対局場。9月27日は羽生王座の誕生日でもあり、自ら祝った形となった
先手の藤井九段が居飛車を選択した。10時10分の局面は図の▲7八銀と上がったところ。互いに左美濃の格好となる一風変った駒組みとなっている。先手・藤井九段の矢倉での新趣向が見たいと言う声は多い
(立会人の有吉道夫九段)
“谷川光速流”と“有吉火の玉流”のツーショット
右が日本経済新聞観戦記を務める若島正氏
若島氏は詰将棋作家の大家としても有名
対局開始の合図が立会人の有吉道夫九段によって発声されたが、藤井はしばしの間、目を閉じて集中していた。関係者は固唾を飲んで見守っている
藤井の初手は▲7六歩
藤井九段の▲7六歩を見た羽生王座の表情
互いに一礼
羽生王座が王将を5一へ据える
先に入室し、羽生王座を待つ藤井九段
「おはようございます」と挨拶して、入室する羽生王座
盤の前の定位置に扇子を置く羽生王座
おはようございます。王座戦第2局、本日は1日よろしくお願い致します
ハーバーランド内の観覧車、色とりどりに変化を見せる
夜の「中の坊瑞苑」