図の局面で伊藤王座が30分を越える考慮に入っています。飛車の安定を求めて△8六飛は▲7四歩で桂を取りにいって先手よし。▲2五飛(25手目)や▲7五歩(27手目)が後手の指し方、特に飛車の処置に制限をかけているわけです。先手から▲7七金や▲8七金で△7五飛▲同飛△同歩に持ち込む展開もありうるので後手は気を使います。時間をかけるのも当然の局面なのかもしれません。
(検討風景。高見七段も相掛かりを得意にしている)
(深浦九段は王位在位時の2010年、第61期王位戦で広瀬九段と陣屋対局を指した)
(図から△5二玉▲7七金△7五飛▲同飛△同歩▲7四歩△6五桂▲6六金の変化)
(牛蒡)