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バタバタと手が進み、藤井王座が図で12分考えて△7六歩と垂らしました。△7七銀の詰めろで、先手は受けにくいです。後手玉を詰まそうにも、▲3一竜や▲1五角では続きません。夕食休憩前に指された▲3一飛の攻めに対し、△4二玉と踏み込んだ受けが成立するかどうか、検討陣は△7六歩の局面が見えてくるまでわかっていませんでした。盤上での証明は、伊藤叡王にも届いていそうです。
(検討陣は散々駒を動かして、ようやく藤井王座の真意を理解した)
(紋蛇)