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2025年9月

2025年9月18日 (木)

昼食休憩明け(2)

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(対局再開)

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(藤井聡太王座)

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(伊藤匠叡王)


(翔)

昼食休憩明け(1)

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(盤、駒、脇息などは日本将棋連盟関西本部のもの)

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(伊藤匠叡王が入室)

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(藤井聡太王座も入室)

(翔)

対局者の昼食

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(藤井王座の昼食は淡路島産オニオンのハヤシライス、アイスストレートティー)

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(撮影用にルーをかけてもらった)

20250918_112(ルーをかけたようす)

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(伊藤叡王の昼食は神戸ビーフの赤ワイン煮込みオムライス、黒ウーロン茶)


(翔)

昼食休憩

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第73期王座戦五番勝負第2局▲藤井聡太王座-△伊藤匠叡王は上図で12時10分からの昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲藤井1時間13分、△伊藤1時間56分(持ち時間各5時間、チェスクロック使用、切れたら1手60秒未満の秒読み)。対局は13時に再開します。


(翔)

早い決断

伊藤叡王が44分考えて7六から△6五銀と引いた手に対して、藤井王座は▲5一角と打ちました。△8六飛、△5六歩、△6六銀といった後手からの攻めが見える中で12分ほどで指され、決断が早かったと言われています。
既に「寄り」「詰めろ」と検討で言葉が飛び交い、終盤戦といえる状況。藤井王座が短時間で指したのを見て、検討陣は「もしや、まだ研究範囲なのでは」とささやいています。

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(勝又清和七段も検討に加わっている)


(翔)

西遊棋、集合

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(14時から大盤解説会に出演する「西遊棋」のメンバー。前列左から徳田拳士四段、崎原知宙女流1級、西川和宏六段。後列左から森本才跳四段、斎藤慎太郎八段、古賀悠聖六段)

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(えいえいおー)

現地では大盤解説会のほかに、当日受付の指導対局、色紙等販売会が予定されています(大盤解説会参加者のみ参加可能)。

(翔)

伊藤叡王が長考

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上図で伊藤叡王が長考しています。控室では銀を引く余裕はないと見て、△6五桂が予想されています。以下▲7六歩△5七桂成に▲4一銀△4二金▲5七金△3七金といった順が検討されています。

形勢はまだ難しいですが、駒損しながら攻めている後手が忙しい局面といえます。

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(大盤解説会場前から見える日本庭園)


(翔)

全速力で駆ける中盤戦

対局開始から40分ほどで、伊藤匠叡王は端に角を放ちました。

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次に△8六歩と突いて銀を取りにいく狙いですが、部分的には受けづらい形です。一点突破を目指すだけに後には引けない手で、藤井聡太王座も長考するのではないかと思われました。

しかし藤井王座はわずか4分弱で▲4五桂。以下△8六歩▲5三桂不成△3一玉▲6一桂成(下図)とどんどん進みました。

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3七にいた桂馬が一気に6一まで動き、金をタダで取れたとなれば先手の調子がよさそうですが、局面のバランスは取れているようです。お互いに研究済みの局面を全速力で駆け抜けていると見られています。

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(どんどん手が進む様子をモニター越しに見る谷川浩司十七世名人と村山慈明八段)

(翔)

神戸大使

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(9時半頃、検討する新聞解説の村山慈明八段と立会人の谷川浩司十七世名人)

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(谷川十七世名人から「よろしければ」と差し出された名刺)

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(裏面は「神戸大使」の肩書と共に、ホテルオークラ神戸が写った風景が印刷されていた。左側は神戸のシンボル「ポートタワー」)

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(今朝6時頃、ホテルから撮影したポートタワー)


(翔)

戦型は角換わり

開始直後、6手目に伊藤匠叡王が△1四歩と端歩を突きました。

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前例が非常に少ない手で、まだ対局室に入っていた立会人の谷川浩司十七世名人や日本将棋連盟常務理事の糸谷哲郎八段は内心驚いたということでした。

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13手目に藤井聡太王座が▲1六歩と突き、端歩以外は実戦例のある形になりました。伊藤叡王は△6四銀と、早繰り銀の志向です。

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(対局開始前の伊藤匠叡王)


(翔)

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