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上図で前例は▲7一馬△6一歩▲7七桂でした。本局は単に▲7七桂。前例は後手勝ちだったので、先手から手を変えるのは自然です。
しかし、前例を離れたにもかかわらず、伊藤叡王はわずか2分で△8七歩成としました。まだ研究の範囲内と思われます。羽生九段も14分で▲8七同金を指しましたが、今度は12秒で△8六歩。そこまで進んで時刻は10時45分。形勢は不明ですが、研究勝負という観点では、伊藤叡王が先をいっている印象です。
(伊藤叡王)
(羽生九段)(牛蒡)