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2025年7月 3日 (木)

角換わり腰掛け銀の定跡形

250703_037本局は角換わり腰掛け銀の定跡形になりました。上図はその基本形。羽生九段がこの形を指すのは、2024年8月22日の第83期順位戦B級1組、▲羽生九段-△斎藤慎太郎八段戦以来のことです。

伊藤叡王の角換わり研究は、棋界でも屈指の精度を誇ります。相手の得意戦法に羽生九段は真っ向勝負を挑みました。

250703_0529時42分、52手目△6五歩まで進みました。まだ40局程度の前例があり、定跡の進行です。最近では2月の伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦の挑戦者決定リーグ、▲佐々木大地七段-△大橋貴洸七段戦や▲丸山忠久九段-△佐々木勇気八段戦で指されています。

Dsc_9931(初手▲2六歩)

Dsc_9944(2手目△8四歩)

(牛蒡)

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