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永瀬王座は振り飛車を匂わせる駒組みでしたが、上図△6二銀で居飛車が濃厚となりました。端歩を突き越しており、先手の出方を見ながらじっくりとした戦いを目指す方針です。逆に先手は速攻が決まれば後手が端に費やした2手を緩手にできそうです。北浜八段は「現局面で先手はかなり考えそうです。先手がどのような構想なのか、注目です」と見解を述べました。(北浜八段は将棋連盟モバイルを見ながら進行を追う。勝又清和七段は取材で控室を訪れた)(武蔵)