カテゴリ

« ウェスティン都ホテル京都(2) | メイン | 昼食休憩 »

2022年9月27日 (火)

駒を取り合う変化

20220927761時間13分の長考で、豊島九段は△2五銀と飛車先を止めました。先手が飛車を逃げると、△3四銀で桂取りを免れます。西田五段は、▲3三歩成△2六銀▲4二と△同金▲3一飛(変化図)の取り合いを示しました。以下、△4一歩▲1一飛成に(1)△2八飛なら、▲3八銀△2七銀成▲3九金△3八飛成▲同金△同成銀に▲4六香が底歩の弱点を突く痛打で、先手有望の局面となります(下写真)。
Img_2958(変化図▲4六香まで進んだ継ぎ盤)

この順を不満と見るなら、(2)△7六歩の攻め合いも考えられるようです。

Img_2957(継ぎ盤を使って解説する西田五段)

(武蔵)

このサイトに掲載されている記事・イラスト・写真・商標等の無断転載を禁じます。