節目の王座戦
今年で70期の節目を迎える王座戦は1952年に優勝棋戦として創設され、1983年の第31期からタイトル戦に昇格しました。第1期の優勝者は大山康晴十五世名人、タイトル戦としての初代王座は中原誠名誉王座です。前日の70期記念パーティーに出席した歴代王座をあらためて紹介します(下記、写真右から順)。加藤治郎名誉九段は自著『昭和のコマおと』で、王座戦が自身の発案であるとともに棋戦の命名者が花村元司九段と記しています。この著書は日本経済新聞での連載「私の履歴書」を主体にまとめられたものです。
・桐山清澄九段……第23期優勝
・塚田泰明九段……第35期王座
・谷川浩司十七世名人……第38期王座
・福崎文吾九段……第39期王座
・中原誠名誉王座……優勝回数10回、王座獲得6期、名誉王座
・羽生善治九段……王座獲得24期、名誉王座有資格者
・渡辺明名人……第59期王座
・中村太地七段……第65期王座
(文)