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2020年10月 6日 (火)

藤森五段の解説

17時からParaviで大盤解説を担当する藤森五段から、16時過ぎに77手目▲8九竜の局面で解説が入りました。棋譜コメントから抜粋します。

藤森哲也五段>序盤は久保九段が左辺からうまくさばいたように見えましたが、永瀬王座が盛り返しました。

Ouza202010060101_60Ouza202010060101_66 藤森哲也五段>60手目の△8九飛から先手の▲9五角を誘い、飛車角交換のあと、66手目の△8八歩が細かい利かしでした。

Ouza202010060101_77 藤森哲也五段>現局面の▲8九竜は「一直線の攻めは難しく、形勢は簡単ではない」と考え、粘りを含みにした一着でもありそうです。竜を引かれると後手は金銀に手を出しづらいのに加えて、歩切れも気になるところです。ただ、先手陣も後手陣も金銀4枚に囲われ、まだまだ勝敗の行方はわかりません。居飛車を持っても振り飛車を持っても、先が長いのは間違いありません。これから終盤戦にかけての両者のねじり合いに期待です。

Ooban01 (貞升女流初段との大盤解説は17時から。写真提供:日本経済新聞社)

(飛龍)

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