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2020年9月 9日 (水)

終局直後

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(終局直後)

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(インタビューに答える久保利明九段)

--本局全体を振り返ってください。
「工夫しながらやってみましたが、うまくいったかはわからないですが、それなりの手になったかなと思いながらやっていました」

--中盤以降はどう見ていましたか。
「少しいい局面もあったと思いますが、ずっとそれ以上、差がつかない局面が続いていました」

--形勢がよくなったかなと思ったのはどのあたりでしょうか。
「いやぁ、端を詰められたりしたので(86手目△1六歩)。形勢がいい気はしていましたが、最後までわからなかったです」

--開幕前からスタートダッシュしたいということをご自身でおっしゃっていましたが、1勝1敗をどう評価しますか。
「1勝できたので、まずまずではないかと思います」

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(永瀬拓矢王座)

--一局全体を振り返ってください。
「馬を作らせる展開だったのですが、それがどれくらいよかったのか。形がバラバラになってしまったのでもしかしたら馬を作らせたのがまずかったかもしれません」

--序盤は穴熊を警戒される中での駒組みでした。棒銀からの仕掛けはどう評価しますか。
「難しいような気がしましたが、3三角と馬の差が出てしまった。その差が出たら、少しきついと思っていました」

--最終盤、差が開いてから指し続けるのは並大抵の気力ではないと思いましたが、どのような思いで指していたのでしょうか。
「急に悪くしたので、差がつく前になんとかしたかったのですが」

(翔)

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