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2026年8月 5日 (水)

終局直後の様子

Yak09093 終局直後の様子。

Yak09106 多くの報道陣が集まった。

Yak09102 広瀬九段が挑戦権を獲得。

【広瀬九段の談話】
―― 序盤の構想について、どの辺りまで想定されていましたか。
「ちょっと珍しい形に誘導したつもりだったのですけど。数ある変化の中で、本譜もあるかなとは思っていたのですが。ちょっと4四金立(32手目△4四同金)が、いい形か悪い形かが判断できず。(41手目に打った)▲2二歩が最後まで残ってしまったので。▲2二歩を打つ構想がまずかったかなと思ったのですが、途中はまあ一局ぐらいかなと思っていました」

―― 飛車を切られて(54手目△7八飛成)猛攻を受けた辺りの形勢判断はいかがでしたか。
「△7八飛成から△7七歩が思ったより厳しくて。夕休明けのところはまずいのかなと思っていました」

―― 夕休明けから際どい終盤が続いていたと思いますが、あの辺りの形勢判断はいかがでしたでしょうか。
「▲5五角(73手目)から▲5四金のところは、いくつか手があるかなと思ったのですけど。一番強く行ったつもりで。最後まで際どかったかなと思っていました」

―― これで2022年の竜王戦以来のタイトル挑戦となりました。いまの率直な気持ちを教えてください。
「最近は出来不出来が激しいので、あんまり挑戦できると思っていなかったのですけど。王座戦に関しては星が集まったかなということで。久しぶりの大きな舞台になるので精一杯頑張りたいと思います」

Yak09121 藤井竜王・名人のリベンジマッチはならず。

【藤井聡竜王・名人の談話】
―― 序盤は空中戦で、あまり前例がなかったようですが。その辺りはいかがでしたでしょうか。
「△2三歩(24手目)と打ってみたのですけれど。こちらが飛車を取る形にはなったのですけれど、あんまり陣形がよくないので。難しいとは思うのですけれど、どちらかといえば自信のない展開になってしまったかなと感じていました」

―― 飛車切り(54手目△7八飛成)の辺りの形勢判断はいかがでしたか。
「何か手段があるかなと思ってやっていったのですけれど。ちょっと▲7六歩(65手目)の局面はちょっと、しっかりと見通しを立てることができなくて。本譜は少し見落としというか、少し読みが甘いところがあって。△5四歩(70手目)と突いたところは負けにしてしまっているかなと思うので。この局面で、もっとしっかりと手段を探さなくてはいけなかったなという気がしています」

―― △6二玉(76手目)と寄られた辺りで時間を使われていましたが、あの辺りは。
「ちょっとよくない展開になってしまったかなと感じていました」

―― 読みが甘かったとおっしゃっていたのは、具体的にどの辺りが誤算があったところでしょうか。
「▲6九桂(69手目)のときに、金取りを受けずにいくつもりだったのですけど。ちょっとそれがうまくいかないというのが少し誤算で、ちょっと読みが甘かったかなという気がしています」

―― 挑戦者決定戦での敗退となりましたが、この結果についてはどのように受け止めておられますか。
「本局は残り時間が1時間を切った辺りから悪手が続いてしまう形になったので、その辺りを改善していかなくてはいけないかなと感じています」

(八雲)

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