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(渋沢丘陵をあとにし、渋沢駅に向かって坂を下る)
(渋沢駅近くにある國榮稲荷神社)
(境内のイチョウは、樹齢400年以上だという)
(渋沢駅に到着)
(睡蓮)
(渋沢丘陵と呼ばれる丘陵地帯を進む)
(林を抜けると、再び視界に青空が広がった)
(坂を上り、震生湖を目指す)
(畑の向こうに秦野の街。さらに後ろには丹沢の山々が見える)
(震生湖。関東大震災の土砂崩落で沢がせき止められたことによってできた湖として知られる。周囲は約1キロメートル)
(釣り人の姿も多くあった。ヘラブナとバスが釣れるそうだ)
図は16時40分過ぎの局面。先手が持ち駒の金を7九に打ち、穴熊を再生したところです。4筋~6筋は後手が制圧していますが、これで先手玉はまだまだ遠い格好といえます。図で△2七金の飛車角両取りには、先手からも(1)▲7五歩や(2)▲6二歩といった反撃手段があります。形勢は難しそうです。
(久保九段。穴熊玉の遠さを主張する相手にどう対抗するか)
図は15時50分頃の局面です。後手は先手の穴熊の金をはがし、実戦的に指し回しています。△6六歩のタタキに、永瀬王座が少し手を止めて考慮中。(1)▲6六同飛は自然ですが、手順に△5五銀と使われるのは気になるところ。(2)▲6九飛のように、▲3二金を楽しみにして飛車をかわしておく選択もあるでしょうか。▲3二金を先避けする△6一飛には▲5二金がぴったりで、以下△6五飛だと▲5六金があります。
(永瀬王座。どちらの道を選ぶか)
(関東三大稲荷の一つ、白笹稲荷神社。水に恵まれた地である秦野は、稲作・穀物の神である稲荷神にはうってつけの地といえそうだ)
(参道は広々としている)
(手水は湧き水で、竹筒から流れ出てくる)
(狐の親子の姿も)
(拝殿)
(拝殿の裏手にある狐塚)
(白笹稲荷神社も、七福神と鶴亀を巡るスポットの一つ。こちらには寿老人がいる)
(公民館の敷地内に湧き水が)
(カタツムリのような形状の「まいまいの泉」)
(こちらは「兵庫の泉」。小田原・北條氏の家臣だった和田兵庫にちなんだ命名とのこと)
(兵庫の泉の隣には、豆腐屋が。兵庫の泉の湧き水を利用して、豆腐を製造しているという)
15時10分頃、両対局者に午後のおやつが用意されました。注文は、永瀬王座が「和菓子、フルーツ盛り合せ、抹茶、アイスコーヒー、グレープフルーツジュース」、久保九段が「フルーツ盛り合わせ、アイスティー」です。
(永瀬王座のおやつ)
(フルーツは柿、プラム、白桃)
(久保九段のおやつ)
※対局者とは別に注文したものを撮影しています。
14時12分、先手が3七の角を5九に引いたのに対し、後手が13分の考慮で△5四歩(図)と駒をぶつけていきました。戦いを起こすなら先手からかとも思われましたが、後手は待っていると▲6八角~▲3七桂~▲5九飛というように先手の形がどんどんよくなるので、動かざるをえなかったということかもしれません。中盤の小競り合いに入りそうです。
(久保九段。開戦を決断した)
図は13時45分過ぎの局面です。長い序盤戦になっています。後手はミレニアムから銀冠に組み替え、玉の往復運動で待ちの姿勢。一方の先手は、鉄壁の銀冠穴熊を完成させました。堅さにまさる先手としては、うまく戦いを起こすことができればリードを奪えそうです。
(永瀬王座)