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2019年10月 1日 (火)

永瀬新王座インタビュー

――王座獲得、及び自身初となる二冠保持について。
永瀬 望外の結果です。これからも一生懸命勉強しないと地位にふさわしくないと思いますので、棋力向上に努め、人格においても先輩方を見習って後輩の模範になれるように精進していきたいです。

――目標とされていた豊島将之名人を上回り、渡辺明三冠に次ぐ二冠になった。
永瀬 結果が出たという点でうれしく思います。さらにタイトルを増やせるように頑張りたいと思います。

――開幕前、「危機感のほうが強い」という話をされていたが、薄らいだか。
永瀬 まったく薄らぎません。ただ、ひとつ結果が出たというのは、前への進み方が間違っていなかったという証明になりました。

――永瀬新王座の危機感とは?
永瀬 いまより強くならなければならないということです。

――藤井聡太七段とは練習対局をされる仲と聞く。下の世代への意識はあるか。
永瀬 藤井さんを年下とは思っていません。年齢はあくまでも数字なので。尊敬もしています。競争できるように頑張りたいです。

――八段昇段について
新規定初の昇段は光栄だと思います。

――今シリーズ3局を通しての総括。
不本意な展開になってしまうことが多かったのが反省点です。ただ、反省点は修正できますのでいい糧にしていきたいです。

――逆によかった部分は。
ぱっとは思いつきません。ただ、自分ではベストを尽くせたので、それがいい部分かもしれません。

Img_0672(永瀬新王座は慎重に言葉を選びながら話す)
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Img_0679(感想戦も終わり、笑顔が増えた)

(武蔵)

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