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2019年7月25日 (木)

終局直後

終局直後、両者にインタビューが行われました。
Nagase08(初の王座挑戦を決めた永瀬叡王)

―一局全体の感想は?

永瀬 用意していた作戦で、うまくいったような気がしました。

―仕掛けのあたりまでが作戦でしょうか?


永瀬 作戦に近くはあったのですが、その局面まで想定したというわけではなく、そういう感じになったら仕掛けるのかなと思いました。


―▲5六歩の保留は?


永瀬 それは作戦でした。Nagase10 (慎重に言葉を選びながら本局について振り返る)

―初タイトルの叡王獲得から、すぐさまタイトル挑戦が決まりましたが、それについてのお気持ちは?

永瀬 またすぐにチャンスがきたので、運がよかったと思います。

―五番勝負に向けての意気込みは?

永瀬 いい将棋を指したいなと思います。Toyoshima07 (豊島名人は苦しい時間が長かった)

―豊島名人に伺います。本局の感想は?

豊島 作戦に対応できなかったような気がしますね。(39手目▲3五歩と)仕掛けられて長考したのですが、いい勝負になる順が思い浮かばなかったので、仕掛けの周辺でよくなかったかなと思いました。

―▲3五歩のあと、△3三金(44手目)のあたりは?

豊島 △3三金に代えて△3四歩か△6五歩かを考えたのですが、ちょっと自信が持てませんでしたね。

―△3三金は非常手段でしょうか?

豊島 そうですね。どうやっても自信がなかったので、勝負手気味だったのですが、傷を深めてしまったかもしれないですね。Chokugo1(両者に対してインタビューが行われ、続いて感想戦となった)

(飛龍)

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