(19時台の大盤解説は糸谷八段と藤井女流2級が担当)
(物販スペースで大盤解説を眺める宮本五段と西田四段。現局面を確認していただき、見解を尋ねてみた)
「(先手有利だった中で)少し後手にも流れがきたかな、という印象です。先手は69手目▲4七金が辛抱の一着でした。7九に玉を逃げたのは、この▲7七桂を可能にしたかったということだと思います。後に7六桂を取ることができれば7九玉型のほうが安定しますね」(西田四段)
「形勢判断は、この後手の攻めがどこまで伸びてくるかによります。先手としては、じっくりとした展開ならば有利になっていくと思います」(宮本五段)
(斎藤慎七段は細い攻めをどこまでつなげられるか)
(虹)