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2014年7月29日 (火)

過程の違い

20140729__27_2局面は27手目▲5八金右まで進みました(第1図)。第58期王座戦五番勝負第2局(2009年9月16日対局)▲羽生善治王座-△山崎隆之七段(現八段)戦と似ています。
ただし、▲羽生-△山崎戦は先手が棒銀にし、▲1五銀と出られないように△1四歩と受けたのを見て、先手が▲3六歩と突きました(第2図)。




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本局は▲3六歩~▲3七銀と早繰り銀から棒銀にした(第3図)ため過程が異なります。そのため、先手は▲1五銀と出にくく(飛車のコビンが狙われやすい)、後手は△1四歩と受けずに対応できています。
もっというと、後手の角交換のタイミングは本局が4手目、▲羽生-△山崎戦は8手目でした。
時を経て、駒組みが工夫されていることが分かります。



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