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中村六段が使用していた扇子に「名人 米長」の文字が確認できました。故・米長邦雄永世棋聖は中村六段の師匠です。第51期名人戦(1993年)ではじめて名人位を獲得しました。この扇子は当時つくられたもので、揮毫は「惜福(せきふく)」と思われます。 七大タイトル(当時は竜王戦ではなく十段戦)のうち、6つのタイトルを獲得した米長永世棋聖ですが、王座戦だけは縁がなく、挑戦者にもなれませんでした。米長一門にとって王座戦は因縁の棋戦でもあります。