再逆転か
二転三転しています。図の局面は逆転で先手勝ちではないかとのこと。△2三歩と金を助けるのは▲1四竜(△同金は▲3五銀打から詰み)があります。
戻って134手目△1四銀では△1四飛と打てば入玉は確実と言われていました。△1四銀は点数勝負まで視野に入れた手ですが、強気すぎた可能性があります。
(牛蒡)
« 2013年7月 | メイン | 2013年10月 »
二転三転しています。図の局面は逆転で先手勝ちではないかとのこと。△2三歩と金を助けるのは▲1四竜(△同金は▲3五銀打から詰み)があります。
戻って134手目△1四銀では△1四飛と打てば入玉は確実と言われていました。△1四銀は点数勝負まで視野に入れた手ですが、強気すぎた可能性があります。
(牛蒡)
ものすごい早さで手が進んでいます。羽生王座は▲3三角とうった後、2四金を取らずに5筋の歩を伸ばしました。この選択に検討陣は「意外」の声。金を取るべきではなかったかと話されています。
一方、中村六段は、その間に△1七歩成(図)を実現させました。久保九段によれば「入玉濃厚」。1筋が敵陣を目指すビクトリーロードになりそうです。
(牛蒡)
図の局面で、羽生王座は大きな動作で頭をかきました。久保九段は「後手が逃げきる可能性が出てきた」といいます。たとえば図から▲2五銀△同金▲同歩△同玉は先手の攻めが一気に細くなります。
そこで羽生王座は図から▲3三角(飛金両取り)としました。角で2四金を取れば、少なくとも入玉は阻止することができます。
(牛蒡)
検討陣から「詰む?」「詰まない?」の声が出るようになりました。最終盤です。結論はまだ出ていません。
(牛蒡)
ニコニコ生放送で解説中の佐藤康光九段は、「これは後手チャンスではないでしょうか。若干後手を持ちたくなってきました」と話しています。
控室の検討陣に佐藤九段の見解を伝えると、「そういうことを考えなくてはいけないかもしれません」とのこと。激戦になったのは間違いありません。
(牛蒡)
――夕休前から先手有利の評判でしたが、現状はどうでしょうか
「夕休明けから戦いが始まりました。先手の攻めがつながるか、後手が受けきるかの勝負です。(図の)少し前までは、先手の攻めが飛車と香だけで少し細いかなと思いましたが、ここで▲5五歩が厳しそうです。5筋に歩が立つようになれば先手の攻め幅が広がります」(久保九段)
(牛蒡)
本格的な戦いが始まっています。両者とも残り1時間を切っているため、ここから先は一気に進むと思われます。
羽生王座は図から▲3三角成と角を切りました。これが好手順と評判です。検討手順は▲3三角成△同銀▲1二香成△同金▲4五桂。以下△4二銀には▲3五歩(参考図)が6二角を止めながら3筋を攻める筋の一手。
参考図で△4四歩と桂を取りにいくのは歩切れになるため、1筋に香を足されて受けが難しくなります。
(牛蒡)