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2012年9月

2012年9月 5日 (水)

羽生二冠の端攻め

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△9五歩▲同歩△9七歩と先手の穴熊玉めがけて端攻めを敢行。ただし桂交換になれば▲9四桂の反撃もあるだけに控室では「先手も受けがいがある局面」といわれている。羽生二冠の端攻めは功を奏するのか。

【ニコニコ生放送解説】
飯島栄治七段>このタイミングというか、この間合いというか。羽生二冠は端攻めをしました。ここで攻めないと一方的に悪くなるから、少しでも形を乱しておきたいということでしょう。

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(羽生二冠の攻めを誘った渡辺王座)

(吟)

17時5分の「横浜ロイヤルパークホテル」前

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(17時5分、外はまだまだ明るいが強い浜風が吹いていた)

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(勢いよく水が流れ涼しげだ)

(吟)

自陣角を放つ

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羽生二冠は△5二角と自陣角を放った。▲3四歩の取り込みには△同角と応じるのだろう。本局の羽生は専守防衛。

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(徹底防御、水も漏らさぬ布陣を敷く)

(吟)

頼みは側面カメラ

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(モニターを注視する青野九段)

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(天井カメラが不調、側面のカメラが頼みだ)

(吟)

モニターが真っ黒に

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(16時10分頃、控室の天井カメラモニターが真っ黒に。側面カメラは何事もないので、着手されると日本経済新聞社の担当記者の方が対局室へ棋譜確認のため入ることになった。対局中に室内のカメラに触るわけにはいかず夕食休憩時に復旧作業が行われる)

(吟)

よこはまコスモワールド

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(「横浜ロイヤルパークホテル」の目の前にあるの「よこはまコスモワールド」)
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(大観覧車「コスモクロック21」が目玉)

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よこはまコスモワールド

(吟)

15時45分の控室

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(村山慈明六段と上野裕和五段も控室へ)

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(こちらはベテラン組の控室。河口俊彦七段は第4局の観戦記を担当する)
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(横浜出身の高見泰地四段も控室を訪れた)

(吟)

みなとみらい駅から「横浜ロイヤルパークホテル」へ

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みなとみらい駅からはランドマークタワー・クイーンズスクエア方面改札を出てガーデンスクエア内を通ってホテルへ。雨が降っていても濡れずに「横浜ロイヤルパークホテル」へ入ることが出来る。
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(吟)

15時のおやつ

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(渡辺王座がショートケーキとアイスコーヒー)

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(羽生二冠がモンブランとアイスレモンティー。15時に対局室へ運ばれた)

※対局者と同じものを注文し撮影しました。

(吟)

14時30分すぎの控室

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8二から9二へ羽生二冠の玉は横の移動を繰り返す。完全に待ちの姿勢だ。控室では▲2四歩△同歩▲1五歩△同歩▲3五歩△同歩▲1五香△同香▲3四歩の仕掛けが検討されている。香を吊り上げて飛車を走る狙いだ。

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(14時30分ごろ、控室を訪れた伊藤真吾四段。まずは現局面をモバイル中継でチェックだ)

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(「これは行くでしょうね。待っていても良い手がなさそうです」と青野九段)

(吟)

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