カテゴリ

« 2011年9月 | メイン | 2012年8月 »

2012年7月

2012年7月20日 (金)

27_2
(先手玉、「金龍書」)


28_3

(後手玉、「桂山作」)


(野辺)

昼食休憩

35手目、▲4六銀の局面で中村六段が34分考え、昼食休憩に入りました。昼食休憩までの消費時間は▲羽生36分、△中村1時間16分。
昼食の注文は、羽生二冠は冷やし中華(ほそ島や)、中村六段の注文はありません。
対局再開は13時です。

14
(冷やし中華/ほそ島や)

13
(昼食休憩中の特別対局室)

35
(昼食休憩までの局面)



(野辺)

11時30分ごろの局面

26
図1は11時ごろの局面。中村六段は26分の考慮で金を上がりました。

34_2
図1の△7二金の意味は、現局面の図2のように△3五飛と歩をかすめ取った時に、
▲3三角成~▲8二角とされるのを先受けしたものです。
序盤の繊細な駆け引きが続いています。


(野辺)

今朝の両対局者

9
(9時50分前には入室し、羽生二冠を待つ中村六段)

10
(9時55分ごろに羽生二冠が入室。一礼して駒を取り出す)


11
(一度目の振り駒は、歩が2枚、と金が2枚で、駒が1枚立ってしまい振り直し)

12
(二度目の振り駒は、歩が3枚出て羽生二冠の先手となった)

(野辺)

横歩取り△8四飛型へ

20
▲羽生-△中村戦は横歩取りになりました。
図は、羽生二冠の「どちらに引きますか」という▲8七歩に対して、中村六段が△8四飛と引いたところ。
今年6月に両者の間で行われた、第83期棋聖戦第1局でもこの形になっています。
時刻は現在10時30分を過ぎたところ。図の局面から▲2六飛△5二玉▲5八玉△6二銀と進んでいます。

(野辺)

対局開始

7
(羽生二冠の初手は▲7六歩)


8
(中村六段は2手目△3四歩)


(野辺)

開始前の特別対局室

1
(9時30分ごろの特別対局室)

(野辺)

おはようございます

第60期王座戦本戦トーナメントもいよいよ大詰めです。
果たして渡辺明王座に挑むのは羽生善治二冠か中村太地六段か。
対局は7月20日(金)10時より東京・将棋会館「特別対局室」にて行われます。
持ち時間は各5時間。先後は振り駒にて決定されます。
本局の棋譜・コメント担当は吟記者、ブログ担当は野辺でお送りします。
本日もよろしくお願いします。


2012habuTnakamura
(羽生善治二冠)     (中村太地六段)


Chouketsu

2012年7月19日 (木)

第60期王座戦挑戦者決定戦、7月20日に行われる

渡辺明王座の挑戦者を決める第60期王座戦挑戦者決定戦が7月20日(金)に東京・将棋会館で羽生善治二冠と中村太地六段の間で行われます。
羽生二冠が勝てば、同一タイトル戦21期連続出場となり、一方の中村六段が勝てば、自身初の王座戦タイトル戦の出場となります。
ご覧の中継ブログで様々な角度から、この対局をお伝えしますので、ぜひお楽しみください。

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===