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(控え室を青野照市九段が訪れた)
棋譜を並べながら、27手目▲3八銀に「古い定跡の形だね、昔よく指したなぁ」と青野九段。 42手目△9五飛には「えぇー。△8五飛じゃなくて?ははぁー、△8四飛って引いた時に当たるのが嫌だったんだねぇ」。
図の局面を見て「私なら▲4五銀と出てから、次に▲2五桂と跳ねたいけどね。単に▲2五桂は軽いような気がします」と青野九段。
(野辺)
16時45分ごろの局面、△3四歩まで
「次に▲2五歩で、さてどうするんですかね(笑)」と中村真梨花女流二段。
(対局を終えた中村真梨花女流二段。控え室を訪れ、本局の棋譜を並べ始める) (野辺)
(両者頬杖をついて盤面を見ている)
(16時ごろの棋譜)
本日の東京・対局立会人の日浦市郎八段。 47手目▲6六角について「ほう。角ですか。難しい手ですね。感心はしましたが、良い手かどうかは分からないです」と日浦八段。 飛車の位置について尋ねると「8五や8四だと何かと当りがきつくなるということでしょうか。角を持たれた時や角交換後の▲7七桂が8五だと当たりますから。しかし珍しい形ですよね」とのこと。 難しい手の応酬が続いています。
41手目▲2六歩に中村六段は△9五飛と飛車を逃げました。 島朗九段が控室を訪れたので△9五飛について尋ねると、 「ん、▲2六歩に9五へ飛車を逃げたんですか。まったく意図が分かりません。しいて言うなら▲7七桂と跳ねられたときに飛車に当たらない。柔らかい手とはいえますね。▲7七桂~▲3七桂と跳ねられる手を警戒したのでしょう」と島九段。 この後▲3八金△9四飛と進行し、消費時間は▲羽生1時間43分、△中村2時間6分。
(20日、21日の18時~21時まで行われる)
また21日18時から盆踊りの会場で、中村亮介五段、長岡裕也五段、佐藤慎一四段、藤森哲也四段、上田初美女王、藤田綾女流初段などの棋士による指導対局があります。 参加費は無料となっておりますので、奮ってご参加下さい。 http://sendagaya.shogi.or.jp/schedule/501/ (野辺)
(今日、明日と鳩森神社で盆踊り大会が行われる)
(まだまだ準備中)
(午後になって少し雨が降ったようだが、今は止んでいる)
36手目△8五飛から▲8七歩△2四歩と進んで図の局面。 時刻は間もなく14時になりますが、図の局面で羽生二冠が30分以上考えています。 7二金型なので8筋以外で飛車を使いたいという意識があって今まで指されてこなかった36手目△8五飛ですが、今月16日の順位戦▲深浦康市九段-△羽生二冠戦の感想戦で検討されたように、△8五飛が有力ではないかということでプロの間で研究されているようです。
(対局再開後、すぐに△8五飛とした中村六段)
(再開から2分ほどで戻ってきた羽生二冠。△8五飛を見て考えている) (野辺)