梅田望夫さんから自宅解説棋士への質問(3)
日経新聞挑決観戦記で、観戦記者の小暮克洋さんが山崎将棋を評して「山崎将棋の魅力は、小技を駆使した多彩なパフォーマンス。序中盤で痛快な筋書きの実現に目を輝かすロマンチストの顔と、終盤でしたたかに逆転の構想を練り上げるリアリストの顔をあわせ持つ。人まねを嫌うため、平凡に指してもよさそうな場面でギリギリの利かしや派手なパンチを真っ先に考える。」と評していたのが、たいへん強く印象に残っています。
谷川九段の予想した△2三歩以下の順ではなく、本譜は△2三金(36手目)~△4九角成(42手目)と進みました。この順は山崎七段の「序中盤で痛快な筋書きの実現に目を輝かすロマンチストの顔」が、見えたということでしょうか?
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