2026年3月 7日 (土)

検分終了後、両対局者へのインタビューが行われました。

Dsc_7272(藤井王将は対局室でインタビューが行われた)

Dsc_7290(神妙な面持ちの藤井王将)

Dsc_7307 (永瀬九段はロビーで取材に応じた)

Dsc_7302(永瀬九段は技術的なことを細かく丁寧に話していた)

16時30分から対局検分が行われました。

Dsc_7153(永瀬九段が待つ対局室に藤井王将が姿を見せる)

Dsc_7191(藤井聡太王将)

Dsc_7186(永瀬拓矢九段)

Dsc_7207(将棋盤と駒は将棋連盟の所蔵品が使われる)

Dsc_7231_2(藤井王将が駒を片付けて検分が終了した)

藤井聡太王将に永瀬拓矢九段が挑戦するALSOK杯第75期王将戦七番勝負は、4局を終えて挑戦者の永瀬九段が3勝1敗でリードしています。第5局は3月8・9日(日・月)の両日に栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。
立会人は中村修九段、記録係は水谷隼也初段(中村修九段門下)が務めます。現地大盤解説会(事前申し込み制)の解説は近藤誠也八段、聞き手は和田あき女流二段が担当します。
持ち時間は2日制の各8時間。対局開始は9時、昼食休憩は12時30分から13時30分。おやつの時間は10時30分と15時です。1日目18時の時点で手番の棋士が次の手を封じて、2日目に指し継がれます。第5局は永瀬九段が先手番です。
中継は棋譜・コメント入力を牛蒡、ブログを琵琶が担当します。よろしくお願いいたします。

【主催:日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/
【特別協賛:ALSOK株式会社】
https://www.alsok.co.jp/
【協賛:囲碁将棋チャンネル】
https://www.igoshogi.net/
【協賛:立飛ホールディングス】
https://www.tachihi.co.jp/
【協賛:inゼリー】
https://www.morinaga.co.jp/in/jelly/
【特別協力:毎日新聞社】
https://mainichi.jp/
【特別協力:スポーツニッポン新聞社】
https://www.sponichi.co.jp/

2026年2月18日 (水)

Kansou01(勝った永瀬拓矢九段。当初は厳しい顔)

Kansou02 (敗れた藤井聡太王将)

Kansou03 (感想戦の様子)

Kansou04(初立会人を務め上げた稲葉八段が見守る)

Kansou05 (徐々に笑顔も見られた)

Kansou06 (藤井王将の表情も和らいだか)

Kansou07 (永瀬九段は王将位獲得まであと1勝と迫った)

Kansou08 (藤井王将は七番勝負では初のカド番を迎える)

Kansou09(永瀬九段はタイトル奪取なるか)

Kansou10
以上で本局の中継を終了いたします。ご観戦いただきましてありがとうございました。

両対局者はインタビューのあと、大盤解説会場に足を運びました。そのあと、対局室に戻って感想戦の流れです。

Ooban10(解説陣と通訳の方が壇上に残り、舞台袖に対局者が到着)

Ooban11 (大橋七段が進行役を務め、永瀬九段が感想を述べる)

Ooban12 (同じく藤井王将)

Chokugo01(挑戦者の永瀬九段は一気に追い込む)

Chokugo02 (敗れた藤井王将はあとがなくなった)

Chokugo03(終局直後のインタビューが行われた)

――1日目の午前中は53手目▲4七銀まで進んだ。想定どおりだったか
永瀬 △6五歩(52手目)まではその進行になればやってみようかと思っていたのですが、先手の手が広いので、どれを指されるのかは分かっていませんでした。駒が伸びきってしまっているので、うまくバランスが取れるかどうかかなと思っていました。

――56手目△5五桂のあたりの構想は
永瀬 △5五桂は形を決めてしまいます。△8四角(54手目)と打ってしまうと△7五歩という感じにもならないような気がしました。△5五桂は本譜▲3八銀とされると、かなり引っ張り込まれてこちらの攻めが続くかどうかになりやすいので、判断が難しいかと思っていました。

――封じ手前の67手目▲5六歩で桂損が確定する。1日目の形勢判断は
永瀬 桂損は確定するのですが、こちらがバランスが取れているかどうかかなと思いました。最終的に5七玉型になれば△4四歩として、位を取り返していってどうなるかなと思っていました。

Chokugo04
――2日目は一気に攻めるのではなく徐々に追い込む方針だったか
永瀬 激しい変化は基本的に成算が持てる順が発見できなかったので、本譜は激しい順を考えたうえでどうかなと思って指しました。

――指せている感覚はあったのか
永瀬 そういったことはなかったのですが、先手の持ち駒が多く、うまく拠点を作られて攻められてしまう可能性があると思っていましたので、丁寧に指してその拠点を作られずにバランスを取れるかどうかかと思っていました。

――勝ちの手応えを感じたのは
永瀬 駒が複雑だったので、分からなかったのですが、△3七角(124手目)から△3六角(最終手)と徐々に受けなしにできたのではないかと思います。

――王将位奪取まであと1勝となった。次局に向けて
永瀬 3勝できたのは初めてです。少し空いて時間がありますので、しっかり準備したいと思います。

Chokugo05(続いて藤井王将にインタビュー)

――1日目の形勢判断は
藤井 ▲6七歩(43手目)と打つかどうかは1つの分岐かという感じがしたのですが、本譜は歩を打ったので、改めて駒組みに戻って判断の難しい展開になったなと感じていました。

――54手目△8四角から▲5八金△5五桂のあたりは
藤井 ▲5八金には△5五桂と打たれるかとは思っていました。本譜は引っ張り込むような指し方をしたのですが、自信の持てない感じになってしまったかなと思っていました。

――封じ手のあたりは
藤井 難しいとは思うのですが、当初思っていた以上に後手の攻めが速いので、思わしくない感じかなという気がしていました。

Chokugo06
――2日目の方針は
藤井 飛車を持たれていて自玉が不安定な形なので、まとめるのはなかなか難しい形かと思っていました。本譜▲5五歩(89手目)が悪い手で、ハッキリだめになってしまったかなあと思います。

――カド番になった点についてと次局に向けて
藤井 押されていることがここまで多かったので、やむをえないかと思います。番勝負を長く続けられるように精一杯頑張りたいと思います。

20260217132七番勝負第4局は、132手で永瀬九段が勝ちました。終局時刻は18時44分。消費時間は▲藤井7時間57分、△永瀬7時間31分。本局の結果、七番勝負は永瀬九段が3勝目を挙げて、王将位奪取にあと1勝と迫りました。
第5局は3月8日から9日(日、月)にかけて、栃木県大田原市「ホテル花月」で指されます。