2024年1月21日 (日)
10時半のおやつ
先手優勢
封じ手で角を逃がして5七に利かせた藤井聡太王将はその後、▲8六歩から▲8七銀とじわじわと圧力をかけていきました。
控室では副立会人の糸谷哲郎八段が「後手は指す手がなくなってきました」と先手優勢の見解を示しました。「後手からアクションが起こせないですね。8四角の逃げ道がなくて、7四銀を動かすと▲8五歩と突かれてしまうので(△9三角は▲9五歩から角を攻められる)角銀が使えていない状況です。そして歩損もあります。終局が早いかもしれません」と話します。
(打ち合わせをする立会人の小林健二九段と副立会人の糸谷哲郎八段。11時頃から小林健九段が大盤解説会に登壇する予定だったが、午前中の終局もありえると控室に待機することになった。大盤解説会には代わって糸谷八段が出演する)
詳報はスポニチ・毎日新聞で
(今日の毎日新聞、スポーツニッポン)
(スポーツニッポンは2面使って王将戦を報じる)
【藤井王将 “史上最長”長考160分 午前42手から一転、午後わずか9手 静かなヤマ場】
【菅井八段 「一意専心」三間飛車 対藤井8戦連続 前回との違いは「美濃囲い」】
(毎日新聞は社会面で報じている)
【王将戦、長考合戦から激戦へ 控室を驚かせた菅井竜也八段の手とは】
(地域面には子ども王将戦と、「勝負メシ」の話題)