第70期王将戦七番勝負第5局 Feed

2021年3月 2日 (火)

現地では昨日に引き続き、大盤解説会が行われます。

日時:3月2日(火) 10時~終局まで
会場:吉野ヶ里温泉 卑弥呼の湯2階大広間
費用各日:1,000円(税込)
定員各日:100名(先着順、定員になり次第終了)
申込方法・当日会場受付にて
問合せ先
一般社団法人起立工商DMO(電話:0952-55-8777)

2日目の朝を迎えました。現地は雨が降っていますが、午後は曇りの予報です。対局は9時から、永瀬王座の封じ手を開封して再開します。

■2日目スケジュール
~9:00  1日目の指し手再現、封じ手開封、対局再開
10:30 午前のおやつ
12:30~13:30 昼食休憩
15:00 午後のおやつ
??:?? 終局

2021年3月 1日 (月)

18時、封じ手の時間になりました。
Img_9877(封じ手直後の対局室)

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Img_9889(封じ手を受け取り、署名をする)

Img_9900(永瀬王座の手から小林健九段に渡った)

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(駒を片づけ、1日目が終了した)

以上で第5局1日目のブログ更新を終了します。対局再開は明朝9時です。
明日も本日の流れのまま、一気に激しい戦いとなるのでしょうか。

2021030152時刻は17時30分。封じ手の時刻が迫ってきました。上図は永瀬王座が△1七歩と揺さぶりをかけた局面です。小林健九段は、大盤解説会から戻った中田功八段と検討を始め、図から▲同香△3九角▲2八銀△4八角成▲同玉△4五銀▲同歩△3四桂▲2五飛△3三桂▲3五飛△2四金を調べています。その順は飛車が動けず、玉が薄いので先手にとって気持ちの悪い変化のようです。
定刻の18時まで30分を切りました。局面は進むでしょうか。

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Img_9869(△2四金の局面)
Img_9864(雲の隙間からオレンジ色が見える)

2021030147控室では小林健九段が検討しており、「勝負どころ」と話しました。後手は▲1四歩と取り込まれるとじわじわ苦しくなるため、動いていくことが予想されています。一例として上図から、△1五歩▲1二歩△同香▲1三歩△同香▲1四歩△同香▲2五角△7七歩成(変化図)の進行が挙げられました。
2021030156先手は香を取ってからの▲2三角成や▲8七香を狙っています。しかし、▲2五角と打った瞬間は大駒の働きが鈍く歩切れ。後手はそこで攻勢をかける狙いがあります。
実戦は△1五歩と手を戻さず、△3五歩と別角度からの攻めを目指しました。先手玉の斜めのラインを開ける突き出しで、▲同歩△同銀は飛車を狙いながら銀を進出できて好調子です。
Img_9639(1日目の夕刻。勝負どころを迎えている)

2021030145上図は渡辺王将が▲1五歩と突き出した局面です。狙いは△同歩▲1二歩△同香▲1三歩△同香▲1二角(変化図)の桂取り。
2021030151以下、△3一金も▲2三歩で後手は2筋攻めが受けにくい形です。小林健九段は「永瀬さんの表情が明らかに険しくなりました。軽視した可能性もありますよ」と声を出しました。後手はわかっても端からの攻めを受けにくいようで、△4五銀と桂を食いちぎる過激な手段も飛び出しています。

Img_9644(機敏な端の突き出しで渡辺王将がリードを奪うのか)