第69期王将戦七番勝負第5局 Feed

2020年3月 5日 (木)

_44この局面で渡辺明王将が24分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲渡辺明1時間31分、△広瀬1時間38分。本日の昼食は第1局と同じく、大阪王将が将棋メシを提供します。注文は、渡辺明王将が「復刻王将定食」と「復刻創業餃子」、広瀬八段は「五目炒飯」と「復刻創業餃子」。すべて大阪王将のキッチンカーで調理されたものです。対局は13時30分に再開します。

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対局場である「KKRホテル大阪」は、各線の森ノ宮駅から徒歩10分ほどに位置します。
KKRは国家公務員共済組合連合会の略号で、年金や福祉事業(病院や宿泊)に関する業務を行うことを目的に設立されました。国内各地にKKRホテルズ&リゾーツとして、「KKR(こころ)のこもったサービス」を売りにして宿泊施設を展開しています。大阪城のほど近くにあり、上階からは天守閣が望めます。

【KKRホテル大阪】
https://www.kkr-osaka.com/

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Img_1754_h01 (対局室前の廊下には各地の祭りを模したオブジェ)

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_40_211時頃の局面。相矢倉の主要変化のひとつ、先後同型の「脇システム」となりました。
「20手目△3一角と早く引いたので、私は広瀬さんがこの戦型に誘導したと見ています」(大石七段)
「先手の3七銀、後手の6四角となればこうなりやすいですよね。広瀬さんが用意してきた印象がありますね」(東八段)

Img_1676_z_wata02 (相手の用意の作戦だと控室ではいわれているが、渡辺明王将の対応やいかに)

10時30分、両対局者におやつが運ばれました。注文は、渡辺明王将がケーキセットの「苺のショートケーキ」と「コーヒー」、広瀬八段が「ぜんざいとわらびもちのセット」です。前者は「LE PINEAU」からの提供です。

【LE PINEAU】
https://le-pineau.com/

Img_1745_o02 (渡辺明王将の注文)

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Img_1750_o03 (広瀬八段の注文)

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※第5局のおやつと昼食の写真は、対局者とは別に注文したものを撮影致します。

_22_2相矢倉の出だしとなりました。これは事前に大石七段が予想していた戦型で、現局面で後手が5筋の歩を突いていないことについて「急戦を気にされているからではないでしょうか」とひと言。また東八段は「次の一手で急戦調か持久戦調かが決まります」。

Img_1723_h0950b (出だしについて記者向けに解説するため、さっそく継ぎ盤を取り出す東八段。このあと大石七段が向かいに着座した)

Img_1722_h0950a (こちらは対局開始を見届けたあとの井上九段。控室のモニターを確認していた)

【矢倉の戦いに 渡辺と広瀬、V王手はどちら 王将戦第5局始まる|毎日新聞】
https://mainichi.jp/articles/20200305/k00/00m/040/045000c

Img_1687_ag01 (立会人の東和男八段が「定刻になりました。渡辺王将の先手番で対局を開始してください」と告げて、対局は始まった)

Img_1697_ag02 (初手▲7六歩)

Img_1703_ag03 (しばし間を置いてから△8四歩と応じた)

Img_1706_ag04 (このタイミングで関係者が退室。日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段や、副立会の大石直嗣七段がしばし見守る)

Img_1607_01_a00 (KKRホテル大阪からの眺め)

おはようございます、第5局1日目のスケジュールは下記のとおりです。

09:00 対局開始
10:30 午前のおやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 午後のおやつ
18:00以降 封じ手

【広瀬八段 休校中の子供たちを意識「勉強の傍ら見てもらえれば」5日から王将戦第5局 |スポーツニッポン新聞社】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/03/05/kiji/20200305s000413F2086000c.html