第67期王将戦七番勝負第1局 Feed

2018年1月 6日 (土)

【抽選会】

Img_1487 両対局者の記念色紙と揮毫扇子を抽選でプレゼント。

Img_1516 「初心を忘れないように」と豊島八段。

【記念品贈呈】

Img_1520こちらは掛川深蒸し茶。大井製茶の社長夫妻から贈呈された。

この他、以下の名産品が贈呈されました。
緑茶の香りフレグランス「掛川グリーンティーオールドパルファム・ふじのくに」(掛川商工会議所)

(株)土井酒造場「開運」(大東町商工会)
掛川大須賀地区特産セット「よこすかしろ・他」(大須賀町商工会)
夢咲紅茶ティーバックセット(JA遠州夢咲)
掛川特産手織り葛布「葛布コースター・葛湯セット」(掛川観光協会)



Img_1501 会場に飾られていた将棋の盤と駒の形の手作りクッキー。もちろん美味しく食べられる。

【閉会の挨拶】

Img_1541 徳増 信哉・毎日新聞社東京本社事業本部長。

対局は明日9時開始です。どうぞお楽しみに。

【鏡開き】

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【乾杯】

Img_1439ゼロの会 松本 巌・会長。

【歓談】

Img_1455「輝くかけがわ応援大使」で、テノール歌手の榛葉 昌寛(しんば まさひろ)さんによる歌。

Img_1476 2曲目は村田英雄の「王将」を力強く歌い上げた。

Img_1479 会場には静岡県出身の八代弥六段の姿も。

【花束贈呈】

Img_1376 プレゼンターは掛川茶PRレディ、天野 里香さん、田辺 明日香さん。

Img_1385 記念撮影。

【対局者挨拶】

Img_1402 久保利明王将。
「掛川は対局だけでなく、プライベートでも何度も訪れています。気候が暖かく、老後に住むならこういう街がいいなと思います。本日は検分前に『掛川こども王将戦』を見学させていただきました。今年の参加者は過去最多ということで、『将棋のまち掛川』の将棋熱を感じました。対局前の準備として研究を進めてきましたが、明日と明後日はもう自分の力を出すだけです。いい将棋を指して、お世話になった皆さまに恩返しができればと思います」

Img_1429 挑戦者・豊島将之八段。
「掛川を訪れるのは第60期王将戦以来、2回目になります。当時も掛川城の二の丸茶室で対局させていただきました。とても落ち着いた場所で、集中して将棋が指せた記憶があります。今回の第1局では、積極的に思いきりよく指して、自分の力を出しきりたいと思います。お世話になります。よろしくお願いいます」

【主催者挨拶】

Img_1297 朝比奈 豊・毎日新聞社代表取締役会長。
「藤井聡太四段の快進撃や羽生善治竜王の国民栄誉賞など、将棋界は明るいニュースが続き、熱気に満ちています。平成30年の将棋界は、掛川城対局で始まります。現在、40代のタイトル保持者は久保さんと羽生さんだけ。若手棋士の壁になっています。豊島さんは2011年の第60期、久保王将に挑戦しました。当時タイトルを逃した豊島さんは今回、期する思いがあるでしょう。将棋ファンのみなさまにとって、非常に楽しみなシリーズだと思います」

Img_1322 河野 俊史・スポーツニッポン新聞社代表取締役社長。
「久保さんは『さばきのアーティスト』で『振り飛車党のエース』といわれます。豊島さんは『天才オールラウンダー』でバラエティに富んだ将棋を指されます。おふたりはA級順位戦でも首位を走っています。今回の対局で、平成30年の将棋界を勢いづけていただければと思います」

Img_1341 佐藤 康光・日本将棋連盟会長。
「久保王将は40代に入ってから充実著しく、王将戦だけでなく各棋戦で活躍されています。豊島八段は今期勝率が7割5分、その活躍はトップ棋士の中でも目立つ存在です。挑戦者になるべき人が挑戦者になったと感じます。明日からの対局では、プロの将棋、そしてタイトル戦の迫力を間近で感じていただければと思います」

【共催者挨拶】

Img_1347 松井 三郎・掛川市長。
「小学6年生と中学3年生の全国学力テストにおいて、掛川市の子どもたちの成績は全国平均を上回っています。特に中学3年生はトップクラスです。「掛川こども王将戦」では参加者が年々増えていますが、将棋熱が高まり、将棋を指す子どもたちの輪が広がってきた結果、学力も上がってきているのではないかと私は思います。今年もここ掛川市から王将戦が始まります。大変うれしく光栄に思っております」

Img_1352 伊藤 勝英・掛川信用金庫理事長。
「掛川信用金庫は明治12年(1879年)、二宮尊徳の弟子の岡田良一郎により、報徳の理念に基づいて設立された、日本最古の信用金庫です。報徳の理念のひとつに「道徳と経済の両立」があります。一般の企業・社会・組織において、道徳とは社会貢献であり、経済とは利益を上げる厳しさといえます。将棋においては、礼に始まり礼に終わる道徳と、勝負に勝つことの厳しさに通じます。王将戦では、いつも多くのことを学ばせていただいております」

【対局者・関係者紹介】

Img_1367 左から記録・斎藤四段、立会人・郷田九段、久保王将、豊島八段、副立会・神谷八段。

【こども王将戦表彰式】
前夜祭の冒頭に、こども王将戦の表彰式が行われました。

Img_1268松井三郎・掛川市長が表彰した。Img_1281松井市長、久保王将と記念撮影。

各クラスの優勝者は以下の通りです。
S級優勝:高橋 晴仁(たかはし はると)さん・掛川市立東中3年
A級優勝:白井 亮太郎(しらい りょうたろう)さん・豊橋市立旭小4年
B級優勝:望月 友就(もちづき ともなり)さん・静岡市立森下小2年

15時頃、対局場の「掛川城 二の丸茶室」で検分が行われました。

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Img_1204 久保王将。

Img_1210 豊島八段。

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例年開催されている会場とあって何も問題はなく、検分は5分ほどで終わった。

Img_1221 検分のあと、両対局者は記念の揮毫を行った。

Img_1222 久保王将は「遊心(ゆうしん)」。

Img_1225 豊島八段は「初心」と揮毫した。

このあとは掛川グランドホテルに移動し、18時30分から前夜祭が開催されます。

14時頃に掛川に到着した両対局者は、掛川城近くの「掛川市生涯学習センター」で開催されている「こども王将戦」の様子を見学しました。

Img_1143 こども王将戦会場の様子。

Img_1175 対局の様子を観戦。

Img_1178 副立会人の神谷八段は、真剣に読みを入れて感想戦を熱血指導していた。

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Img_1193掛川市生涯学習センター。

こども王将戦の見学を終えた両対局者は、このあと対局場の掛川城に向かい15時頃から対局場検分を行います。

2018年1月 5日 (金)

久保利明王将に豊島将之八段が挑む第67期王将戦七番勝負は「掛川城 二の丸茶室」(静岡県掛川市)で開幕します。久保王将は防衛すれば2年連続、通算4期目の王将位。豊島八段は4回目のタイトル挑戦(王将戦は2回目)で初タイトルを目指します。
対局は1月7・8日(日・月祝)にかけて行われます。本局の立会人は郷田真隆九段、副立会人は神谷広志八段、記録は齋藤明日斗四段が務めます。

【棋譜中継】
第65期王将戦七番勝負の棋譜中継は毎日新聞社特設サイトで行われています。下記のページからご覧ください。また、携帯アプリ「日本将棋連盟モバイル」でも中継しております。

・毎日新聞社特設サイト http://mainichi.jp/oshosen/

・日本将棋連盟モバイル http://www.shogi.or.jp/mobile/


【関連リンク】
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http://www.sponichi.co.jp/

■毎日新聞(主催)ニュース・情報サイト
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■掛川城(対局場)
http://kakegawajo.com/


中継は棋譜・コメントを牛蒡、本ブログを八雲が担当いたします。
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