第67期王将戦七番勝負第1局 Feed

2018年1月 7日 (日)

28_212時30分を回り、豊島八段が△4五銀とぶつけた局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲久保1時間55分、△豊島32分。昼食の注文は両者ともに「浜名湖産うな重」。豊島八段はアイスティーも注文しています。対局は13時30分に再開します。

Img_1696 浜名湖産うな重。

Img_1699 豊島八段はアイスティーとセットで。

28ゆったりとしたペースで駒組みが続かに見えましたが、11時48分に豊島八段が△4五銀と早くも銀をぶつけました。郷田九段、神谷八段からも驚きの声が上がりました。
本局は昨年12月に行われた順位戦A級の久保王将-豊島八段の類型でしたが、この△4五銀でまったく別の将棋に入りそうです。

Img_1691 駒がぶつかって、控室では本格的な検討が始まった。盤面は、実際の盤面と左右反転し、相居飛車の将棋として作られている。居飛車党の棋士はこのほうが考えやすいという。
後手側を持つ神谷八段は、「ちょっと動かすとすぐ作戦負けになる。かなり指しづらい将棋」と語る。△4五銀は普通なら指しづらくて選びにくい手だが、豊島は針の穴を通すような深い研究の末に、この手を選んだのだろう。

10時28分頃、対局者におやつが運ばれました。久保王将は「フレッシュジュース(苺)」(掛川産紅ほっぺ100%)、豊島八段は「フルーツ盛り合わせ」です。

Img_1630 静岡県の名産、イチゴのフレッシュジュース。

Img_1633 フルーツ盛り合わせにも掛川産の紅ほっぺ(イチゴ)と掛川産のキウイが入っている。

Img_1614 定刻の9時に対局が開始された。

Img_1617 久保王将の初手は▲7六歩。

Img_1620 豊島八段は△3四歩と応じた。

Img_1626 長い戦いが幕を開けた。

7図は9時30分頃の局面。
両者ゆったりと指し進めて、局面は相振り飛車模様に進んでいます。

おはようございます。
対局1日目のスケジュールです。

■1日目のスケジュール
9:00 対局開始
10:30 おやつ
12:30~13:30 昼食休憩
15:00 おやつ
18:00以降 封じ手

Img_1542 夜明け直後の掛川市街の様子。

2018年1月 6日 (土)

本局は現地にて大盤解説会が行われます。対局の息吹を感じられる現地ならではの解説をお楽しみください。

■現地大盤解説会

日時:1月7日(日)13時~封じ手まで、8日(月祝)10時~終局まで
入場:1日目=1000円、2日目=1500円
会場:大日本報徳社大講堂(掛川市掛川1176) ※掛川市立中央図書館西側
解説者:神谷広志八段

【将棋プレミアム 生中継】
第67期王将戦七番勝負の模様は全局、囲碁・将棋チャンネルの将棋プレミアムにて独占生中継が行われます。息詰まる対局室の迫力とプロ棋士による詳細解説をお楽しみください。解説は2日目に森下卓九段、貞升南女流初段(聞き手)が行います。

■将棋プレミアム(要会員登録・有料)
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【Twitter解説】
本局は日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント「@shogi_mobile」で、プロ棋士による解説が行われます。アカウントをフォローいただくか、以下のURLからご覧ください。
解説は1日目が井出隼平四段、2日目が窪田義行七段です。

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