第65期王将戦七番勝負第3局 Feed

2016年2月 4日 (木)

ホテル花月の横を流れる那珂川は関東地方でも有数の清流で知られています。6月になると、あゆ釣りが解禁され、釣り人でにぎわいます。1998年以降はあゆの漁獲高日本一とのこと。

20160204_nakagawa1 (那珂川の水は透き通って川底が見える)20160204_nakabashi2 (ホテル花月のすぐ近くにある那珂橋。現在の橋は1933年(昭和8年)に完成した)

ホテル花月から西に2キロ離れた「道の駅那須与一の郷」で販売されているジェラートが控室に届けられました。ひとつはあゆジェラート、もうひとつはとうがらしジェラート。20160204_gelato1 (左がとうがらしジェラート、右があゆジェラート。記者もいただいたが、とうがらしジェラートはピリッとしたあと味。あゆジェラートはあゆの甘露煮が練り込まれていて、なるほど、あゆの味もする。ともに個性派だ)

20160204_gelato2 (ジェラートのメニュー。あゆジェラートやとうがらしジェラートは対局者のおやつの候補にあるという。注文する可能性は十分にある)

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図の▲2七銀の局面で羽生名人が32分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲郷田1時間27分、△羽生1時間52分。対局は13時30分再開です。対局者の昼食は、郷田王将が天ぷらうどん、羽生名人は天ざるそばです。

20160204_hiru2 (郷田王将の昼食)

20160204_hiru1 (羽生名人の昼食)

20160204_sekai_2(最近発売されたばかりの『将棋世界』2016年3月号。山崎隆之八段が表紙)

20160204_iiduka1 (飯塚七段が読んでいるのは、木村八段が回答を担当している「イメージと読みの将棋観」)

20160204_kimura3 (まだ十数手しか進んでおらず、控室はのんびりとした雰囲気。木村八段は日本将棋連盟モバイルで最近の棋譜を調べていた。王将戦の棋譜は毎日新聞の特設サイトでも観戦できる)20160204_kimura2本局について木村八段は「飛車を下(8二)まで引いたので、後手は持久戦を目指しています。そうなれば先手の利が生きないので、後手十分です。先手は横歩を狙うなど、自分から動ける展開にしたいですね。自分で切り開く駒組みになるかもしれません」と話しました(棋譜中継18手目コメントから)