2023年1月

2023年1月 9日 (月)

Dsc_4184(立会人の久保九段が対局者の前に座る)

Dsc_4188 (左利きの久保九段が封を開ける。右利き用のはさみだったが、左手で使って開封したとのこと。昨日の記事
https://kifulog.shogi.or.jp/ousho/2023/01/post-d4aa.html
を見てわかるように、右手で文字を書く)

Dsc_4193 (封じ手は△5八同成銀。控室で最有力の一手だ)

Dsc_4200 (2日目の戦いが始まる)

Dsc_4124 (一礼したあと駒箱を開けて王将を見つけると、駒を据える前に深く一礼するのが藤井流)

Dsc_4144 (駒を並べる羽生九段)

Dsc_4159 (駒を並べたあと、記録係の中沢三段の読み上げで指し手を再現していく)

Dsc_4168 (中沢三段は、読み上げる指し手を指で示していた。指し手を飛ばさないようにするためだ)

Dsc_4181 (43手目▲5八銀の局面まで指し手を再現(後手から見た盤面)。注目の封じ手は?)

Dsc_4088 (8時46分、先に対局室入りをしたのは羽生九段)

Dsc_4091 (身の回りのものの位置を微調整する)

Dsc_4106 (藤井王将は8時49分に対局室入り。深く一礼する)

Dsc_4117 (電気ストーブのスイッチを入れる。冬の王将戦らしい光景だ)

おはようございます。対局日2日目の朝もよく晴れています。
今日のスケジュールは以下の通りです。

09:00 封じ手開封・対局再開
10:30 午前のおやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 午後のおやつ

Dsc_3811 (大日本報徳社にある二宮金次郎像)

本局はいくつかのサービスで動画中継されます。

◇毎日新聞は以下のリンクに情報がまとまっています。
https://mainichi.jp/oshosen2023
第1局は
8日午前8時半から 振り駒と初手
8日18時ごろから 封じ手
9日午前8時半から 封じ手の開封
9日終局     インタビューと感想戦
のライブ配信が予定されています。

◇囲碁・将棋チャンネルは下のリンクに放送日程がまとまっています。
https://www.igoshogi.net/shogi/oushou/72th/72oushou_seven_battle.html
第1局は
8日は8:40~12:30と13:30~18:30
9日は8:45~12:30と13:30~19:00
で生中継(延長の場合あり)。

◇囲碁将棋プレミアムでは、8日、9日とも8時から開場。
8日 https://www.shogipremium.jp/live/118
9日 https://www.shogipremium.jp/live/119

◇囲碁将棋チャンネルのYouTubeやニコニコ生放送のチャンネル「囲碁将棋プラス」でも中継あり(YouTubeは第1局無料、ニコニコ生放送は第1局は会員無料)。詳しくは下のリンクをご覧ください。
https://www.youtube.com/@igoshogiplus
https://ch.nicovideo.jp/igoshogiplus

◇ABEMAでは、ペイパービューで中継があります。
8日 https://abema.tv/channels/payperview-1/slots/EWhZPKs446X9rf
9日 https://abema.tv/channels/payperview-1/slots/9dRVPEDFVu5911

2023年1月 8日 (日)

封じ手の予想は△5八成銀が最有力。そのうえで久保九段に1日目の印象、神谷八段には2日目の展望を聞きました。

Dsc_3958 (検討する神谷八段(左)と久保九段)

久保九段「一手損角換わりは予想されていなかった戦型でした。後手は▲2五飛(39手目)に△2四銀からゆっくり指すこともできました。△3六銀から△4七銀成は積極的な印象です」

Dsc_3597 (午前中に封じ手用の封筒を作っていた)

神谷八段「羽生九段が藤井王将の受けを突破できるかどうかです。もう囲うような将棋ではありませんから、後手が動いていく将棋になって、先手はそれに応対する展開になりそうです」

Dsc_3951 (大盤解説会で解説する神谷八段)

Dsc_3997 (対局室に戻った羽生九段は封筒を藤井王将に渡す)

Dsc_4000 (封筒に署名をする藤井王将)

Dsc_4019_2 (藤井王将が羽生九段に封筒を戻す)

Dsc_4022 (最後に羽生九段が封じ手の入った封筒を立会人である久保九段に手渡す)

Dsc_4032 (藤井王将が駒を片づけている間の表情)

Dsc_4038001 (最後に一礼して1日目終了。翌9日9時に封じ手を開封し、対局再開)

18時に封じ手の意思表示をした羽生九段。封じ手の道具一式を受け取ったあと、一度対局室に手ぶらできて「すみません、ノリを(ください)」と頼みました。対局室に緊張が走りましたが、中沢三段が確認したうえで「お渡ししています」と答えると、「えっ? あっ、すみません」と自身の控室に戻る場面も。ノリも受け取っていたのを失念していたのかもしれません。数分後、羽生九段は封筒を作り終えて対局室に戻りました。

Dsc_3973 (羽生九段が封じ手を書き終えるのを待つ藤井王将)

Dsc_3987 (棋譜を確認)

Dsc_3995 (封じ手を記入し終えた羽生九段が戻る)

Dsc_4007(羽生九段。跳ねているうさぎをあしらった羽織紐をつけている。羽生九段はうさぎを飼っていることで知られる)