2023年1月

2023年1月 9日 (月)

昼食は、藤井王将は「しあわせの青い玉子のオムライス 掛川牛シチューソース」(サラダ、スープ付)。羽生九段は「うな重」でした。

Dsc_4366 (藤井王将の昼食。掛川産の”しあわせの青い玉子”のふわとろオムライスに掛川牛を使ったビーフシチューを添えた)

Dsc_4366_2 (ビーフシチュー)

Dsc_4347 (羽生九段の昼食)

Dsc_4356 (浜名湖産のうなぎを蒸して、ふっくらと柔らかく焼き上げた)

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図の53手目▲2一銀成の局面で羽生九段が43分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲藤井5時間9分、△羽生5時間48分。対局は13時30分再開です。
図では先手から▲7四桂と打つ手が、8二飛取りだけでなく、△6二玉から逃げ出す道をふさぐ大きな手です。△7六歩▲同銀△7四歩や△7三銀で▲7四桂を防ぐ手が検討されています。

掛川は城下町として、宿場町として栄えました。

Dsc_3898 (掛川城大手門。天守閣に続いて、1995年に再建された)

Dsc_3892 (根固め石)

Dsc_3924 (円満寺にある掛川城蕗(ふき)の門。明治時代に廃城後に移転したもの)

Dsc_3932 (本堂に山内一豊の位牌が安置されている)

Dsc_3907 (清水銀行掛川支店にある彫刻。山内一豊と夫人の千代。「内助の功」の様子を表現している。一豊は掛川で徳川家康を迎えたときにお茶でもてなしたとのこと)
山内一豊と千代 - 掛川市
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/8449.html
【山内一豊ゆかりの史跡 - 掛川市】
https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/gyosei/docs/8450.html

掛川城天守閣は3月末まで修復工事が行われます。

Dsc_3864 (掛川城の天守閣は現在工事中)

Dsc_3662001 (対局場の二の丸茶室。掛川城公園内にある数寄屋造りの建物。普段は掛川茶を楽しむことができる)

Dsc_3665 (掛川対局ではライトアップされた天守閣と二の丸茶室を一緒に撮影するのが定番だが、今回は難しい)

Dsc_4304 (四足門。本丸に通ずる重要な門であるとのこと)

掛川市では10時から大盤解説会が始まりました。

Dsc_4264 (すでに満員)

Dsc_4266 (報徳を広めた安居院義道庄七)

Dsc_4270 (解説会の来場者に掛川茶が振るまう)

Dsc_4217 (2日目は午前からの開催で、食事の販売コーナーが設けられた。カレーや豚汁などが売られている)

Dsc_4226 (グッズコーナーもさらに充実)

10時30分になり、2日目午前のおやつが出されました。藤井王将は「掛川桜のプリン」、「アイスコーヒー」。羽生九段は「クッキーアソート」、「紅茶」でした。

Dsc_4237 (藤井王将のおやつ)

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Dsc_4257 (羽生王将のおやつ。「クッキーアソート」は、掛川グランドホテルで販売されている「森のクッキー缶」の王将戦仕様。右のクッキーの箱はアイシングクッキーで、そのまま食べることができる)

Dsc_4246001 (2つあるクマのクッキーのうち、右側は今回の王将戦用に作られたもの。かわいらしいクマが王将を抱えている)

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図は47手目▲4三銀まで。昨晩、神谷八段は「後手が動いていく将棋になって、先手はそれに応対する展開になりそう」と2日目の展望を話していましたが、藤井王将が44分の長考で銀捨ての激しい手に出て、急に景色が変わってきました。▲4三銀は△同金なら▲2三飛成と成り込む狙いです。
後手の直前の手は△3七歩の垂れ歩でした。と金攻めが間に合わないよう、激しい流れにしようとする意図が見えます。

Dsc_4176 (2日目朝の藤井王将)