2020年1月
1日目 おはようございます
おはようございます。第1局1日目のスケジュールは下記のようになっています。
9:00 対局開始
10:30 午前のおやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 午後のおやつ
18:00 18時に手番の側が封じ手を行う(時刻は未定)
将棋プレミアムと囲碁・将棋チャンネルでは、王将戦第1局が生中継されます。本日の将棋プレミアムは8時50分配信開始(解説はなし)。
【将棋プレミアム 第1局1日目】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=77cd53187e7538e67491b2e1bbfb172a
大日本報徳社大講堂での大盤解説会
前夜祭(6)
前夜祭(5)
前夜祭(4)
前夜祭(3)
前夜祭(2)
「まずは関係各位に御礼申し上げます。ありがとうございます。私自身は王将戦に出場するのは5回目になりますが、掛川対局は非常に相性がよく、実は全勝中です(笑)。掛川城において地元のお茶をいただきながら将棋を指すというのは棋士冥利に尽きるといいますか、非常にリラックスできる対局環境を提供していただいております。対局は始まってしまえば厳しいものですので、そういった楽しみを混ぜながら明日の対局の臨めればと思います。また、本日も対局場の下見後に衣装を着て写真を撮りましたが、大阪王将杯王将戦のひとつの名物でありますし、明日から七番勝負が始まるなと実感した次第です。来年は70期を迎える本棋戦の歴史と伝統にふさわしい将棋が指せるよう頑張りますので、明日からの七番勝負にご注目いただければと思います」
「本日は前夜祭にお越しいただき、ありがとうございます。タイトル戦はそれぞれに特色がありますが、先ほど検分のあとに甲冑姿になって写真撮影をし、早速大阪王将杯王将戦のカラーを前面に押し出していただきました。今回は自分が挑戦することよりも藤井聡太七段の新記録を阻止するということに頭が一杯だったのですが、おかげさまで身が引き締まる思いです。渡辺さんは王将位と併せて三冠を保持している強敵ですが、明日からの対局は自分の持てる力を発揮して、この七番勝負が大いに盛り上がるものにしたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします」
(書き起こし=康太)
前夜祭(1)
18時30分から掛川グランドホテル「シャングリラ スイート」で前夜祭が開催されました。
「あけましておめでとうございます。いよいよ明日、令和の初の王将戦が始まります。将棋界は新年の掛川城対局で始まるということが定着してきた感じがいたしますので、引き続き来年も開催できればと思っております。渡辺王将と広瀬八段の対戦ということで、素晴らしい戦いになるのではないかと思います。本日はどうもありがとうございました」
「まずは11年連続で素晴らしい対局場で開催できるということで、関係各位、掛川の皆様方に御礼申し上げます。脂の乗りきった30代の両者という、楽しみな対局が実現しました。対局が勝ったほうにはさまざまな衣装を着てもらうことになりますが、昨年渡辺さんから衣装がぬるすぎるというご指摘をいただきましたので、対局とともに楽しみにしていただければと思います」
「皆様、本日は大阪王将杯王将戦の前夜祭にお越しいただき、ありがとうございます。世代が近く、非常に切れ味の鋭い将棋というおふたりの対決となりました。渡辺さんが主導権を取り、広瀬さんが丁寧に面倒を見ていくという展開になるでしょうか。ここ数年でAIが急速に進歩し、その影響でどちらも苦しい時期がありましたが、それを乗り越えて七番勝負に臨みますので、大変盛り上がるシリーズになると期待しております」
「皆様、本日は掛川市にお越しいただきありがとうございます。掛川市はプロの先生の協力も得て将棋のまちづくりに取り組んでいるところであります。また先ほど朝比奈会長より『第70期も掛川で』というお話がありましたが、私としても掛川対局がいつまでも続いてくれればと願っております。新年最初のタイトル戦となりますので、今年の将棋界を大いに盛り上げるスタートの一戦として歴史に残るような名勝負を期待いたします」
「あけましておめでとうございます。我々信用金庫は昨年合併を果たし、これからも地元に根を張り頑張ってまいります。我々の社会同様、近年はAIの進歩とともに将棋も変化してきているということで、ますます魅力のあるものになっていると思います。将棋と実業の社会は環境の変化に適応していく点など、多くの共通点があって学ぶことが多いと王将戦を観戦するたびに感じますので、今後も掛川対局が長く続くことを願っております」
(特別協賛社あいさつは文野直樹・イートアンド株式会社 代表取締役会長)
「本日はお招きいただき、ありがとうございます。歴史ある王将戦ということで、掛川対局は大変盛り上がっていると感じました。我々は大阪王将というリーズナブルな中華料理を提供しており、創業50周年を迎え、将棋メシにも大変注目をいただいております。いよいよ王将戦七番勝負が始まりますが、私どもも日本中の多くの皆様にこの将棋メシをお届けできるよう頑張ってまいります」
(書き起こし=康太)