2019年2月

2019年2月24日 (日)

Img_1107 岩松城・毎日新聞社取締役西部本社代表。

Img_1122 河野俊史・スポーツニッポン新聞社代表取締役社長。

Img_1123 鈴木大介・公益社団法人日本将棋連盟理事。

【共催者挨拶】

Img_1133 玻名城泰山(ハナシロ ヤスタカ)・琉球新報社代表取締役社長。

【乾杯の挨拶】

Img_1146_2 宮城政則・日本将棋連盟沖縄県支部連合会会長。

Img_1152 乾杯の様子。

2019年2月23日 (土)

Img_1060 前夜祭の始めに、沖縄で祝宴の座開きとして踊られる伝統的な祝儀舞踊のカジャーディフウが披露されました。

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Img_1091 祝宴舞踊の後に両対局者が入場。

Img_1094 王将戦の沖縄対局を記念して行われた、こども王将戦の表彰式が行われました。沖縄でも年々将棋熱が高まりつつあるということです。

16時50分頃、対局場の検分が行われました。

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Img_1030 盤・駒は将棋連盟から運ばれたもので問題なし。対局室は広々としており、照明や室温の具合も良く、検分はスムーズに終えられた。

この後、18時から前夜祭が行われます。

久保利明王将に渡辺明棋王が挑戦する第68期王将戦七番勝負は、挑戦者が3連勝でタイトル奪取に王手を掛けて第4局を迎えました。渡辺棋王が4連勝で一気に決めるのか、久保王将が反撃ののろしを上げるのか。

対局は2月24日・25日(日・月)にかけて、沖縄県那覇市「琉球新報本社ビル」で行われます。本局の先手番は久保王将です。持ち時間は各8時間、対局開始は9時、1日目18時を過ぎると、次の一手を手番の棋士が封じて、2日目に指し継がれます。両日とも12時30分~13時30分まで昼食休憩が入ります。おやつは10時30分と15時を目安に出されます。

第4局の立会人は東和男八段、副立会人は中田功八段、記録係は井田明宏三段が務めます。現地大盤解説会は解説を佐々木勇気七段、聞き手を和田あき女流初段が務めます。

【Twitter解説】
本局は「日本将棋連盟モバイル」のTwitterアカウント(@shogi_mobile)にて、プロ棋士による文字解説が行われます。解説担当は1日目を山本博志四段、2日目を阿部隆八段が担当いたします。アカウントをフォローしていただくか、下記のURLよりご覧いただけます。
https://twitter.com/shogi_mobile


【スポニチ】(主催)
https://www.sponichi.co.jp/
【毎日新聞】(主催)
https://mainichi.jp/
【琉球新報社】(第4局共催)
https://ryukyushimpo.jp/
【囲碁・将棋チャンネル】(協賛)
https://www.igoshogi.net/


本局の中継は棋譜コメントを文、ブログを八雲が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

2019年2月 7日 (木)

Dsc_9432 (終局直後の対局室)

Dsc_9435 (攻め続けて押し切った渡辺棋王。王将奪取まであと1勝とした)

◇渡辺棋王の談話
――前例もある将棋でしたが、仕掛けの場面はいかがだったでしょうか。
渡辺 仕掛けていくのは一応予定というか、やっていかないと面白くない将棋なので、攻めていってどうかと。
――3筋で銀交換を挑んだところで封じ手となりました。あそこはいかがでしたか。
渡辺 銀交換のあとが手が広いので、どうやられるのか分からなかったです。本譜のような展開もあるかなとは思っていました。
――攻めていく展開になりましたが、よくなったと思ったのはどの辺りでしょうか。
渡辺 そうですね……。▲5四桂(93手目)の辺りですね。少し指せるかなと。
――一局を通しての手応えを教えてください。
渡辺 飛車が6五にいく形になって、そのあとの▲9三歩とかの指し方がどうだったかなという気がいまはしています。思ったより攻めがいかなかったので。
――これで3連勝となり、復位まであと1勝です。第4局に向けての抱負をお願いします。
渡辺 2週間以上空くので、しっかり作戦を練って臨みたいと思います。

Dsc_9450 (敗れた久保王将)

◇久保王将の談話
――仕掛けの辺りはいかがだったでしょうか。
久保 ありそうな将棋かなと思ってやっていましたけど……。難しい将棋だなと思いながらやっていました。
――封じ手の局面はいかがでしたか。
久保 銀交換した先の変化を考えたかったというのがあったのですが、本譜くらいしか見えなかったので。もうちょっと手が広いんじゃないかと思っていたんですけど、意外に指したい手があまり見つからなかったです。
――苦しいと思われた局面はどの辺りでしょうか。
久保 ▲6二銀(83手目)からの攻めがきつかったですね。あれで寄せられちゃってると、元の造りがまずいかなということになると思うんですけど。もう少し何か辛抱しなきゃいけなかったのかもしれないですけど、苦しい気はしていました。
――一局を通して、課題になったところはありますでしょうか。
久保 いまはどこが悪かったというところは特に思い当たらないので、感想戦でやってみなければ分からないですけど、どこかに原因があったと思うので、それを精査して次局以降につなげたいです。
――第4局以降の抱負をお願いします。
久保 気持ちを一新して、しっかり準備して臨みたいと思います。

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久保利明王将に渡辺明棋王が挑戦する第68期王将戦七番勝負第3局は、18時22分に107手で渡辺棋王の勝ちとなりました。渡辺棋王が3連勝です。消費時間は▲渡辺明7時間23分、△久保7時間59分。
第4局は2月24・25日に那覇市「琉球新報本社ビル」で行われます。