2019年1月

2019年1月14日 (月)

掛川市二の丸美術館は、木下コレクション(主に細密工芸品)と鈴木コレクション(近代日本画が中心)を主に収蔵しています。現在行われている展覧会は、白井嘉尚氏による「シャーベットのように、そして森のなかへ」です。

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Dsc_9246(白井嘉尚氏による「シャーベットのように、そして森のなかへ」。中心にあるのは、1986年に発表された「ノイズィバイブレーション」)

Dsc_9248(近くで見ると、色とりどりのジグソーパズルが組み合わされているのがわかる)

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85図は▲6六角とぶつけたところ。△同馬▲同銀で後手に手番を渡しますが、▲8四歩の厳しい叩きが残ります。郷田九段は「先手勝ちだと思いますね。ギリギリですが、筋に入ってしまえばいいので。先手に決め手がありそうです」と話しています。

Dsc_9277(控室で検討する郷田九段、杉本昌七段)

大盤解説会は、大日本報徳社の大講堂で行われています。大日本報徳社は、二宮尊徳(幼少期の名は、金次郎)の教え「報徳」を実践・普及する組織です。

Dsc_9218(大日本報徳社の正門。奥に見えるのが大盤解説会が行われている大講堂で、明治36年に公会堂として建てられた)

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(淡山翁(たんざんおう)記念報徳図書館は、平成13年に静岡県指定有形文化財に登録されている)

Dsc_9221(二宮尊徳像)

Dsc_9225(二宮金次郎像)

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掛川城御殿は、城主の公邸、藩の役所として、公式式典の場などとして使用されました。現存する城郭御殿は全国でも数えるほどしかなく、国の重要文化財に指定されています。

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(建築様式は書院造。襖で仕切られている)

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(掛川大祭り三大余興で使われる獅子舞)

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(有名人の色紙と一緒に、過去の王将戦の扇子が飾られていた)

2日目の午後のおやつは、久保王将はアイスコーヒー、チョコレートムース。渡辺明棋王はフレッシュキウイジュース、モンブラン。
ともに、和菓子の生菓子(兎月堂)がおまけでつけられました。久保王将は若竹、渡辺明棋王は新春です。

Dsc_9240(久保王将のおやつ)

Dsc_9237_2(渡辺明棋王のおやつ)

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2日目の昼食休憩後、△5五歩から指し手のペースが上がっています。△5五歩は▲同歩に△4四銀と銀を使う狙い。渡辺明棋王は△4四銀に▲8五歩と8筋に手をつけました。

65△8五同歩に▲6六角△8四桂▲8五銀△3七馬。

70強く▲4四飛と切り、△同歩に▲7四歩と突いて、玉頭戦に持ち込むことに成功しています。

73△7四同歩▲8四銀△同銀▲同角に、△8六飛が王手角取りですが、以下▲8七歩△8四飛▲7六桂△8三飛▲8四銀で飛車を取り返せます。形勢は難しいながら、郷田九段は先手持ちです。

Dsc_9196(2日目の昼食休憩後の渡辺明棋王。玉頭戦に持ち込んだ)