2018年1月
対局1日目
現地大盤解説会
本局は現地にて大盤解説会が行われます。対局の息吹を感じられる現地ならではの解説をお楽しみください。
■現地大盤解説会
日時:1月7日(日)13時~封じ手まで、8日(月祝)10時~終局まで
入場:1日目=1000円、2日目=1500円
会場:大日本報徳社大講堂(掛川市掛川1176) ※掛川市立中央図書館西側
解説者:神谷広志八段
動画中継・Twitter解説
【将棋プレミアム 生中継】
第67期王将戦七番勝負の模様は全局、囲碁・将棋チャンネルの将棋プレミアムにて独占生中継が行われます。息詰まる対局室の迫力とプロ棋士による詳細解説をお楽しみください。解説は2日目に森下卓九段、貞升南女流初段(聞き手)が行います。
■将棋プレミアム(要会員登録・有料)
http://www.igoshogi.net/shogipremium/live/
【Twitter解説】
本局は日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント「@shogi_mobile」で、プロ棋士による解説が行われます。アカウントをフォローいただくか、以下のURLからご覧ください。
解説は1日目が井出隼平四段、2日目が窪田義行七段です。
■日本将棋連盟モバイルTwitter
https://twitter.com/shogi_mobile
前夜祭(5)
【抽選会】
こちらは掛川深蒸し茶。大井製茶の社長夫妻から贈呈された。
この他、以下の名産品が贈呈されました。
・緑茶の香りフレグランス「掛川グリーンティーオールドパルファム・ふじのくに」(掛川商工会議所)
・(株)土井酒造場「開運」(大東町商工会)
・掛川大須賀地区特産セット「よこすかしろ・他」(大須賀町商工会)
・夢咲紅茶ティーバックセット(JA遠州夢咲)
・掛川特産手織り葛布「葛布コースター・葛湯セット」(掛川観光協会)
前夜祭(4)
前夜祭(3)
【花束贈呈】
プレゼンターは掛川茶PRレディ、天野 里香さん、田辺 明日香さん。
久保利明王将。
「掛川は対局だけでなく、プライベートでも何度も訪れています。気候が暖かく、老後に住むならこういう街がいいなと思います。本日は検分前に『掛川こども王将戦』を見学させていただきました。今年の参加者は過去最多ということで、『将棋のまち掛川』の将棋熱を感じました。対局前の準備として研究を進めてきましたが、明日と明後日はもう自分の力を出すだけです。いい将棋を指して、お世話になった皆さまに恩返しができればと思います」
挑戦者・豊島将之八段。
「掛川を訪れるのは第60期王将戦以来、2回目になります。当時も掛川城の二の丸茶室で対局させていただきました。とても落ち着いた場所で、集中して将棋が指せた記憶があります。今回の第1局では、積極的に思いきりよく指して、自分の力を出しきりたいと思います。お世話になります。よろしくお願いいます」
前夜祭(2)
【主催者挨拶】
朝比奈 豊・毎日新聞社代表取締役会長。
「藤井聡太四段の快進撃や羽生善治竜王の国民栄誉賞など、将棋界は明るいニュースが続き、熱気に満ちています。平成30年の将棋界は、掛川城対局で始まります。現在、40代のタイトル保持者は久保さんと羽生さんだけ。若手棋士の壁になっています。豊島さんは2011年の第60期、久保王将に挑戦しました。当時タイトルを逃した豊島さんは今回、期する思いがあるでしょう。将棋ファンのみなさまにとって、非常に楽しみなシリーズだと思います」
河野 俊史・スポーツニッポン新聞社代表取締役社長。
「久保さんは『さばきのアーティスト』で『振り飛車党のエース』といわれます。豊島さんは『天才オールラウンダー』でバラエティに富んだ将棋を指されます。おふたりはA級順位戦でも首位を走っています。今回の対局で、平成30年の将棋界を勢いづけていただければと思います」
佐藤 康光・日本将棋連盟会長。
「久保王将は40代に入ってから充実著しく、王将戦だけでなく各棋戦で活躍されています。豊島八段は今期勝率が7割5分、その活躍はトップ棋士の中でも目立つ存在です。挑戦者になるべき人が挑戦者になったと感じます。明日からの対局では、プロの将棋、そしてタイトル戦の迫力を間近で感じていただければと思います」
【共催者挨拶】
松井 三郎・掛川市長。
「小学6年生と中学3年生の全国学力テストにおいて、掛川市の子どもたちの成績は全国平均を上回っています。特に中学3年生はトップクラスです。「掛川こども王将戦」では参加者が年々増えていますが、将棋熱が高まり、将棋を指す子どもたちの輪が広がってきた結果、学力も上がってきているのではないかと私は思います。今年もここ掛川市から王将戦が始まります。大変うれしく光栄に思っております」
伊藤 勝英・掛川信用金庫理事長。
「掛川信用金庫は明治12年(1879年)、二宮尊徳の弟子の岡田良一郎により、報徳の理念に基づいて設立された、日本最古の信用金庫です。報徳の理念のひとつに「道徳と経済の両立」があります。一般の企業・社会・組織において、道徳とは社会貢献であり、経済とは利益を上げる厳しさといえます。将棋においては、礼に始まり礼に終わる道徳と、勝負に勝つことの厳しさに通じます。王将戦では、いつも多くのことを学ばせていただいております」
【対局者・関係者紹介】