2019年9月26日 (木)

20190926i時刻は17時を回りました。互いに攻めながら相手の大駒を取り、現状は図の局面。控室の検討で後手の木村九段が指せそうといわれていた順に進んでいます。

Dsc_66481 (やや苦しそうな豊島王位。勝負順を見いだせるか)

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上図は16時15分頃の局面。木村九段が57分考えて△6九角と踏み込んだところです。これに(1)▲6九同飛は、△同銀不成▲同玉に△8八飛が厳しく、後手勝ち。実戦は(2)▲4九玉△3六角成(下図)まで進みました。

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△3六角成の局面で、先手は▲6二歩~▲6一歩成としてきた流れからいえば▲6二とですが、それは以下△4六馬▲5二と△3一玉▲7二成銀△3六金で後手が厚いというのが控室の検討陣(塚田九段、鈴木大九段、杉本和四段)の見解。継ぎ盤では、後手がよい変化が多く出てくるようになっています。

Dsc_67932 (木村九段がペースを握りつつあるか)

都市センターホテルから車で5分ほどの距離の東京新聞(中日新聞東京支社)では、15時から大盤解説会が始まっています。

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(会場はお客さんで一杯。定員80名に対し、約300名の応募があったという)

Dsc_69211 (解説は飯島栄治七段と加藤桃子女流三段ペア)

Dsc_69241 (飯島七段。「木村さんが攻めてますよ。どういうことですか?」とおどけて、お客さんの笑いを誘っていた)

Dsc_69301 (笑顔でテキパキとした進行の加藤桃女流三段)

15時になり、両対局者に午後のおやつが出されました。注文は豊島王位が「フルーツ盛り合わせ、グレープフルーツジュース」、木村九段が「ガトーショコラ、アイスココア」。ともに1日目午後のおやつと同じ注文です。

Dsc_69113 (豊島王位のおやつ)

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Dsc_69063 (木村九段のおやつ)

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20190926f前記事の▲6二歩に、木村九段は28分の考慮で強く△7七銀と打ち込んでいきました。以下(1)▲7七同金は△同歩成▲同玉に△5五歩と突いて、先手玉が薄く、後手がいけそう。先手は(2)▲5八玉とかわして7八金を取らせ、どこかで▲4七玉と逃げ越す姿勢で指すことになりそうです。

Dsc_6704 (木村九段が相手玉に迫る)

20190926e図は14時20分頃の局面。と金攻めを見せた図の▲6二歩に対し、木村九段が30分近く考えています。「▲6二歩は少し意外な感じがしました」と、控室を訪れた杉本和陽四段。後手から△5五歩や△5五銀といった手段が見えているだけに、思いきった選択といえます。例えば現局面から△5五歩に▲6一歩成△5六歩▲6二と△6五桂▲5二と△3一玉という一直線の順は、後手がやれそう。豊島王位はどのような対応を用意しているのでしょうか。

Dsc_69031 (モニターの盤面を見ながら考える杉本和四段)