【北海道新聞 タイトル戦の将棋盤と駒 どう選ぶ?】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/438651
(対局室がやや暗いということで、予備のライト(右奥)も使用されることになった。盤が光らないように、角度を調整して、上に向けている)
【北海道新聞 タイトル戦の将棋盤と駒 どう選ぶ?】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/438651
(対局室がやや暗いということで、予備のライト(右奥)も使用されることになった。盤が光らないように、角度を調整して、上に向けている)
木村一基王位に藤井聡太七段が挑む第61期王位戦七番勝負。第1局は挑戦者の藤井七段が先勝しました。
第2局(主催:北海道新聞社)は7月13・14日(月・火)北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われます。立会人は深浦康市九段、副立会人は野月浩貴八段。記録係は広森航汰三段(中座真七段門下)が務めます。
持ち時間は各8時間(2日制)。第2局の先手番は木村王位です。
中継は、棋譜コメント入力が文、ブログを吟が担当します。どうぞよろしくお願いします。
【北海道新聞 どうしん電子版】
https://www.hokkaido-np.co.jp/
感想戦終了後、勝者の藤井聡七段の記者会見が行われました。
(質問に答える藤井聡七段)
――一局の内容を改めて振り返ってください。
藤井 途中は攻め方を間違えてしまったかなと思ったんですけど、最後は押し切れたのかなと思っています。
――2日制、初のホテルでの対局はどうでしたか。
藤井 多くのことを関係者の方にご配慮いただき、そのなかで対局できたのはうれしいことだなと思います。
――今回の和服は自分で用意された和服ですか。
藤井 (ヒューリック杯)棋聖戦の挑戦が決まってから、そろえていただいたものです。
(書き起こし:紋蛇記者)
(笑顔も見られた)
以上で王位戦第1局の中継を終了いたします。ご観戦いただきましてありがとうございました。第2局は7月13日(月)から14日(火)にかけて、札幌市厚別区「ホテルエミシア札幌」で行われます。
終局後、主催社インタビューの後に本局を振り返る感想戦が短く行われました。インタビューは動画集音の都合で、その間は一同、いっさいの撮影は控えています。そのため終局直後写真はありません。
(勝った藤井聡太七段)
――角換わり腰掛け銀になりましたが、この作戦は予定でしたか。
藤井 そうですね。先手になったら角換わりをやってみようと思っていました。
――木村王位の△4四歩(38手目)から△5二玉に対し、▲2四歩に1時間30分考えています。どのように見ていましたか。
藤井 △5二玉とされて、あまり認識のない局面になってしまったので、どう指すか難しいかなと思っていました。
――▲5四銀(45手目)から▲4五桂とし、さらに桂頭を攻めて封じ手の局面になりました。
藤井 ▲7五歩(49手目)と突いた手がどの程度か少し分からなかったので、本譜の展開に進んだらしょうがないのかなと思っていました。
――△3九馬(60手目)に▲5三銀から激しくなりました。
藤井 ▲4四歩(57手目)から▲5二ととしたんですけど、その手でもう少し何かあったのかもしれないので、本譜は際どいのかなと思っていました。
――木村王位に△3一金(74手目)から受けを連発されました。
藤井 △3一桂(78手目)と打たれたあたりは何かいい手があったのかもしれないですが、考えてみると難しいので長考になりました。
――▲1五歩(79手目)から厳しい寄せでした。かなり先まで読んでいたのでしょうか。
藤井 応手が多いので、ちょっと分からなかったです。
――▲1五歩を突いても難しいと思っていたんですか。
藤井 ▲2六金(81手目)のあたりでどういう対応をされるか、手が広いと思っていたので。
――最後まで難しい将棋だと思っていたんですね。
藤井 そうですね。
――初の2日制でした。
藤井 2日制の対局は初めてで充実感もあったんですけど、体力面は課題が残ったので、次回はそういうところに気をつけたいと思います。
――第2局に向けての抱負をお願いします。
藤井 いいスタートが切れたかなと思うので、第2局もしっかり指したいと思います。
(敗れた木村一基王位)
――角換わりで△4四歩から△5二玉は準備された作戦でしたか。
木村 藤井さんが角換わりを得意にされているので、ちょっとやってみようかなと。振り駒で先後が分かりませんでしたけど、シリーズ中に1回はと思っていました。
――▲5四銀から▲4五桂と応じられて、どうでしたか。
木村 詳しく調べてみないと分からないんですけど、どこかで対応をはっきり間違えたと思いますね。封じ手のあたりは苦しいうえに変化のしようがないので、一方的な感じになっちゃったかなというところです。
――△3九馬に▲5三銀から攻め込まれました。そのあたりの感触は?
木村 間違えたらとプレッシャーをかけた手なんですけど、やっぱりどうやってもぴったり寄っているような感じがしますね。結構頑張ったつもりでいたんですけど、最後もぴったりしていますし、結果的に鋭い寄せだったんじゃないかと感じましたけどね。
――△3一金と受けたあたりはいかがでしょう。
木村 うーん。しかし、これじゃあという感じもあって、常にうまい手を指されたらちょっと苦しいという展開だったですかねぇ。
――第2局の抱負をお願いします。
木村 まあ、昨年と違ってすぐに対局となりますので、早く気を取り直して準備を進めて頑張りたいと思います。
(控室では、感想戦終了の一礼を勝又七段が撮影していた)
その後、勝った藤井聡七段は記者会見に臨みました。
(書き起こし:紋蛇記者)
図の局面で木村王位が投了を告げました。終局時刻は17時37分。消費時間は▲藤井7時間9分、△木村7時間30分。
挑戦者の藤井七段は白星スタートです。第2局は7月13・14日(月・火)に北海道札幌市厚別区「ホテルエミシア札幌」で行われます。