2021年8月19日 (木)

お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負第4局▲豊島将之竜王-△藤井聡太王位は140手で藤井王位が勝ちました。終局時刻は19時14分。消費時間は☗豊島7時間59分、☖藤井7時間48分(持ち時間各8時間)。これで七番勝負の成績は藤井王位3勝、豊島竜王1勝。藤井王位は防衛まであと1勝としています。

20210818140

第5局は8月24日(火)、25日(水)に徳島県徳島市「渭水苑」で行われます。

376

(検討の様子)

20210818127

図で△7八角成で寄りそうですが、▲5二飛成と玉を取られて飛び上がることになります。オンライン大盤解説会では豊川七段がこの素抜きの筋をうっかりしてしまい、「私が対局者なら負けていました。いかれポンチ、フルーツポンチ」と言って恐縮したようすでした。

20210818128

本譜の藤井王位は、スパッと飛車を取りました。後手の勝利が近づいています。

20210818110

後手の厳しい攻めが続いています。図の△3四角は△6八金を狙った手です。また、後手玉が4二に移動したときの▲3四桂をあらかじめ防いでいて、桂馬を渡しても自玉がトン死しないように進めています。

立会人の中田功八段は「後手勝勢です。逆転はないでしょう」と話しています。

371

(杉本昌隆八段が控室に来訪し、取材を受けている)

20210818104

上図は▲7五歩に△8四飛と逃げた局面です。5九と8四、2枚の飛車が先手玉をにらんでいます。

立会人の中田功八段は「後手が指しやすくなっていると思います。次に△9六歩と垂らすのが厳しいです」と話しています。

さかのぼって、78手目の△5四銀打に▲6五歩と攻めたほうがよかったのではないかと中田功八段は指摘しています。本譜の▲4八飛に△7五歩以降、後手が攻める展開が続いているからです。

2021081878