2021年8月23日 (月)

検分後、記念撮影とインタビューが行われました。

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Img_2921(藤井王位)

■藤井王位インタビュー■
先後の決まった番勝負で、豊島竜王の作戦のうまさをより感じた。
ここまでスコアは先行しているが、内容的には押されているように思うので、修正していかなければならない。
明日からの第5局は全力を尽くして、徳島の将棋ファンの方々に楽しんでいただける熱戦にしたいと思っている。

Img_2924(豊島竜王)

■豊島竜王インタビュー■
これまでの徳島対局でも素晴らしい環境を用意していただき、ありがたいことだと感じている。20歳のときに大塚国際美術館で、自分にとって初めてのタイトル戦を指したので、徳島の地は思い出に残っている。
藤井王位は中盤から終盤にかけて精度が高く、先日の叡王戦では序盤から工夫をされてきた印象を受けた。
ここまで1勝3敗という苦しい成績になっているが、普段どおり自然体で臨みたい。昨年、徳島対局がなかったぶん、熱戦を期待されている方が多いと思うので、その期待に応えられるように頑張りたい。

以上で本日のブログを終了します。
王位戦第5局は明日、9時対局開始です。
どんな戦いになるでしょうか。ご注目ください。

17時過ぎから、対局室の様子や盤駒を確認する作業の「検分」が始まりました。
Img_2864(藤井聡太王位)

Img_2874(豊島将之竜王)

Img_2886(対局室の空調や明るさなどをチェックし、問題なく終了した)

Img_2897(検分終了の一礼)

藤井聡太王位に豊島将之竜王が挑戦する、お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負は第4局までが終わり、藤井王位3勝、豊島竜王1勝と、藤井王位が防衛まであと1勝と迫りました。第5局(徳島新聞社主催)は8月24日(火)、25日(水)に徳島県徳島市「渭水苑」で行われます。
対局開始は両日とも9時。先手は藤井王位。持ち時間は各8時間。本局の立会人は深浦康市九段、副立会人・大盤解説会解説は武市三郎七段、大盤解説会聞き手は本田小百合女流三段、記録係は生垣寛人三段(井上慶太九段門下)、観戦記は相崎修司さんがそれぞれ務めます。

徳島新聞 電子版】 
伊藤園
棋譜中継ページ】 

インターネット中継は棋譜コメント入力を夏芽記者、ブログを武蔵が担当します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
Img_2780(対局前日の徳島は曇り)

2021年8月19日 (木)

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(藤井聡太王位)

445

(豊島将之竜王)

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(棋譜用紙を見ながら、対局の流れを振り返っている様子の豊島将之竜王)

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(感想戦は30分ほどで終了した)

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(駒を片づける藤井王位)

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(第4局が終了した)

ご観戦いただきましてありがとうございました。第5局は8月24日(火)、25日(水)に徳島県徳島市「渭水苑」で行われます。

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(終局直後)

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(防衛まであと1勝とした藤井聡太王位)

【藤井聡太王位インタビュー】
--相中住まいの戦いで▲2二角成(25手目)から先手の積極的な攻めがありました。そのあと△4四角(28手目)と打つ形は想定していたのでしょうか。
「▲2二角成△同銀に▲8八銀と歩を受けずに進められるのが見えていない手順で、△4四角と打つようでは角が負担になる展開が多いと思っていました」

--△3三歩(42手目)と受けたあたりはどう見ていましたか。
「1歩損なので少し苦しい形になったと思っていました」

--封じ手△6二金(58手目)は、ゆっくり指していこうという考えでしょうか。
「常に歩損が残ってしまうので、そのあたりも少し苦しいと思っていました」

--今日の2日目午前中の展開はどのように見ていましたか。
「桂馬が使えて(72手目△3三桂)少し主張が出てきましたが、堅さにかなり差があるので少し自信がないのかなと思っていました」

--昼食休憩明けの△5四銀打(78手目)のあたりはどう考えていましたか。
「△5四銀打に代わる手がないので仕方がないと思ってやっていました」

--▲4八飛(79手目)に対して△7五歩からどんどん歩を突き捨てて△5六歩(92手目)に至るまでの手順が緻密だと言われていましたが、このあたりから手ごたえがありましたか。
「△5六歩と突いたあたりは玉の広さが生きる展開になっているのかなと思っていました」

--終盤の形勢はどのように見ていましたか。
「飛車を取ることができて(98手目△3五同歩)少し指しやすくなったと思ったのですが、そのあと明快な手がなかなかわからなくて、本譜ではあまりうまくいっていないなと思って進めていました」

--本局全体を振り返ってください。
「序盤で△4四角(28手目)と打ったのですが、その角が負担になって苦しい局面が長かったです。△7五歩(80手目)から仕掛けていって、そのあたりから難しくなっていたのかなと思います」

--次局に向けてひとことお願いいたします。
「来週すぐあるので、しっかりいい状態で臨めればと思います」

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(敗れた豊島将之竜王)

【豊島将之竜王インタビュー】
--序盤戦はどのように見ていましたか。
「▲8八銀(27手目)の局面はやってみたかったです。△4四角(28手目)はそういう手もあるのかな、難しいのかなと思っていました」

--▲5六角(39手目)と打って駒組みを進めていく1日目の午後はどう見ていましたか。
「1歩得にはなったけど、そのあとのしっくりくる組み方がわからなかったので、▲3六銀(57手目)と上がる必要があるかよくわからなかったです。もしかしたら間違えているかもしれないです」

--封じ手△6二金(58手目)から駒組みが続きました。先手玉が堅くなって主張が通ったのではないでしょうか。
「いえ、3四銀と2一桂をほぐされた(66手目以降、△3五銀▲7九玉△4六銀▲3八角△3四歩▲8九玉△3三桂の順)のが大きかった気がします。▲4七角(65手目)のところで▲3八角は飛角が近づくので選ばなかったですが、やったほうがよかったかもしれません。3八に引いておけば△3五銀に▲4七金と対応できるので、そうしておいたほうがよかったかもしれません」

--▲4八飛(79手目)と指すところで考えておられましたが、どのようなことを考えていましたか。
「▲4八飛がよくなかったかもしれませんが、攻めていってもうまくいくイメージが持てなかったです。本譜も飛車を回って悪形になって、まずかったかもしれません。(控室では▲6五歩があげられていましたが?)あったのかもしれないですけれども、指しづらかったです」

--後手が△7五歩(80手目)から攻め、△5六歩(92手目)までの攻めを受けたあたりの形勢はどう見ていましたか。
「こちらも仕方がない手の連続だと思っていたので、△5六歩を突かれて悪いような気がしました」

--終盤戦の手ごたえはいかがでしたか。
「どうやっても苦しそうだったので、飛車を切ったので(97手目▲3五飛)はっきりしてしまったのかもしれませんが、単に▲7四歩と指しても負けかなと思いました」

--その後は挽回が難しかったですか。
「△5四桂(106手目)ではっきりしました」

--全体的に振り返ってください。
「もう1回駒組みになったところ(59手目▲6八玉~72手目△3三桂)で組み方を間違えているのかなという感じがします。総攻撃を受ける形になってからはちょっと苦しい気がします」

--次局に向けてひとことお願いいたします。
「対局が続くので体調を整えて、またがんばっていきたいと思います」