2025年7月16日 (水)
両者、残り時間が1時間を切る
ABEMA出演
神社巡り(2)
極楽寺は、594年に聖徳太子が創建したと伝わる有馬最古の寺院。阿弥陀如来坐像を本尊とする浄土宗の古刹です。平安末期の洪水で荒廃しましたが、1191年に仁西上人によって再興されました。
念仏寺は、1538年に岌誉上人によって創建され、後に豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)の別邸跡に移転した浄土宗の寺院です。本堂は有馬温泉郷最古の建築物とされ、阿弥陀如来立像を本尊としています。
源泉天神(天神泉源)は、有馬温泉街にある七つの主な源泉のひとつ。菅原道真をまつる天神社の境内に湧く代表的な金泉の泉源です。地下206メートルから毎分28リットル、98.2度の高温で湧出しており、鉄分と塩分を多く含む金泉の中心的な存在です。天神社は平安時代に北野天満宮の分霊を勧請して創建された歴史ある神社で、天神泉源は有馬温泉の歴史と信仰の中心地となっています。
神社巡り(1)
有馬温泉周辺には多くの神社が建立されています。有馬温泉の中心に鎮座する湯泉神社は、有馬の氏神・温泉守護神として長い歴史を誇る神社です。主祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、熊野久須美命(くまのくすみのみこと)の三柱で、有馬温泉の発見や発展に深く関わったと伝えられています。特に、子宝や子授けのご利益があることで全国から多くの参拝者が訪れ、温泉の安全や繁栄を祈願する「入初式」など伝統行事も受け継がれています。また、社殿には三羽のカラスの彫刻が施され、有馬温泉の起源を物語っています。湯泉神社は有馬温泉街の高台に位置し、周辺の散策とともに歴史や文化を感じられる場所です。