2023年7月25日 (火)

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木村九段と飯島八段の両立会人と、現地を訪れている常務理事の森下九段に封じ手予想を聞きました。17時30分ごろの控室では▲6五歩も有力視されていましたが、1日目の段階で▲1五同歩としたため、3人とも封じ手予想は▲1八同香でした。


木村九段「佐々木七段が△1五歩としたのは意外でしたが、形勢が傾いたわけではありません。▲6五歩だとはっきりしやすい展開ですが、▲1五同歩としたので▲1八同香だと思います。△2七角に▲1九飛と受けて、まだ本格的な戦いには長くなりそうです」

飯島八段「封じ手前に対局室に入って、藤井王位が長い勝負に構える雰囲気を感じました。そのイメージですけど、▲1八同香△2七角▲1九飛から小競り合いが続きそうです。2日目の午後から本格的な戦いになりそうです。後手が待っている展開だったので、△1五歩(58手目)は今日の指し手でいちばん驚きました」

森下九段「▲1八同香だと思います。封じ手で▲6五歩とするなら一大決戦なので、▲1五同歩としなかったと思います。ただ、封じ手で▲1八同香として長い将棋にするなら、持ち時間を残そうとして▲1五同歩としたのは理解できます。▲1八同香以下△2七角▲1九飛△3六角成という進行は、すぐに決まることはありませんから」

Img_2165 18時、藤井王位が封じ手を書きに別室へ。対局室で佐々木七段と立会人の木村九段が待つ。

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Img_2186 数分して藤井王位が対局室に戻って来た。

Img_2188 封じ手の封筒を佐々木七段に渡す。

Img_2196 佐々木七段が封筒に封緘のサインを書き加える。

Img_2200 藤井王位に戻された封筒が立会人に預けられた。

Img_2217 藤井王位が駒を片付ける。

Img_2224 対局1日目が終わった。

202307255817時7分、48分使った佐々木七段は△1五歩と積極的な動きを見せました。控室ではまったく予想されていなかった手で、指された瞬間、検討陣から驚きの声があがりました。△1五歩までの消費時間は▲藤井2時間34分、△佐々木3時間58分。18時を回ると手番の棋士が次の手を封じる。
「残り時間の差があるので、藤井王位はここで封じるのではないでしょうか」(木村九段)

Img_2081 対局室から見下ろすと函館本線の小樽築港駅が望める。ここを走る列車の汽笛が、かすかに対局室まで聞こえて来る。鉄道ファンの藤井王位にとっては癒しの音だろうか。

2023072555時刻は16時を回りました。
佐々木七段が昼食休憩を挟む1時間22分の大長考で△4五同歩と指した手に対して、藤井王位は1時間23分の長考返しで▲4五同桂と応じました。16時を回って、昼食休憩からまだ2手しか進まないスローペースになっています。控室では「今日はこのペースのまま封じ手になりそう」と見られています。

Img_2095 佐々木七段は昼食休憩前に19分、1時間の休憩を挟んで、再開から1時間3分、合わせて1時間22分の長考を見せた。

Img_2117 藤井王位は、佐々木七段の長考を1分上回る1時間23分の長考で応じた。

15時を回り、対局者におやつが運ばれました。注文は、藤井王位が「ニトリ観光果樹園 特製アップルパイ バニラのアイスクリーム添え」と「アイスレモンティー」。佐々木七段が「黒糖風味の豆乳プリン コーヒーゼリー ほうじ茶のアイスクリーム添え」と「ほうじ茶」。

Img_2150 藤井王位の注文。

Img_2148 佐々木七段の注文。

※写真は撮影用に注文したものです。