依然として激戦 8八銀型で▲8七玉と逃げる展開もありそうでしたが、66手目△2八竜で側面からの攻めを見せられたこともあり、先手は▲7九銀と囲いの形を変えました。7七金型の囲いは実戦例がまだ少ないのですが、佐々木七段はうまく指しこなしている印象を受けます。とはいえ、駒の損得でいえば後手が駒得です。控室の評判は依然として「激戦」。 (二人のねじり合いは続く)