2023年7月 7日 (金)

昨日は、夕方18時から豊田市コンサートホールで前夜祭が行われました。そちらも模様を写真でお伝えします。

豊田市コンサートホール
(豊田参合館の10階にあるコンサートホール)

王位戦

豊田市少年少女合唱団
(豊田市少年少女合唱団によるオープニングアクト)

大島社長

大島宇一郎・中日新聞社代表取締役社長
「藤井王位の大師匠は今は亡き板谷進九段です。東海の若大将で、抜群のリーダーシップを発揮しました。佐々木七段の大師匠は東海の鬼といわれた花村元司九段。真剣師からプロ入りした異色の棋士でした。個性的な二人の孫弟子が歴史的遭遇して東海地方で激突する。将棋ファンの皆さんには特別な対局と推察しています」

佐竹常務理事

佐竹康峰・日本将棋連盟常務理事
「私は将棋は指せませんで、観る将ですが、私もファンの一人として大いに注目しています。若い二人の棋士がすばらしい棋譜を残してくれることを願ってやみません」

太田市長

太田稔彦・豊田市長
「豊田市は車のイメージがありますが、農業もさかんです。お二人の食事やスイーツはほとんど地元の食材でできあがっています。ぜひご注目ください。市の文化振興財団が中心となって長年、小学生を対象とした将棋フェスタというイベントを開催しています。裾野の広い将棋ファンが豊田市にはたくさんいます。藤井王位は小学生のときに瀬戸から来て参加してくれました」

対局者
(対局者の登壇)

△2二銀

横歩取りになった本局は、スローペースで進んでいます。控室では上図の△2二銀が佐々木七段の工夫と言われており、代えて△8六歩▲同歩△同飛の交換なら▲3六歩と突く「青野流」が予想されました。本譜、佐々木七段は1歩交換を保留し、3四の飛車を目標に動いていくようです。

実戦はその後、角交換になり、下図の22手目△3三桂まで進みました。

△3三桂

佐々木七段

開始前
(開始前の対局室)

立会席
(立会席の石田和雄九段を中央に関係者が待機している)

佐々木七段
(8時42分、挑戦者の佐々木七段が入室)

佐々木七段

藤井王位
(8時49分、佐々木七段の背後を通り、藤井王位が入室した)

藤井王位

佐々木七段

崎原初段
(記録係・崎原初段による振り駒)

崎原初段
(崎原初段は今回初めてタイトル戦の記録係を務める)

振り駒
(振り駒の結果は歩が4枚。タイトル保持者の藤井王位の先手に決まった)

時刻は10時を回り、両対局者におやつが用意されました。1日目午前のおやつは、藤井王位が「テリーヌ ~しっとり濃厚~」と「アイスコーヒー」。佐々木七段は「とよた抹茶ロール ~口どけ抹茶ロールケーキ~」と「ホットコーヒー」です。 ※写真は撮影用です。

藤井王位のおやつ
(藤井王位のおやつ)

テリーヌ
(テリーヌ ~しっとり濃厚~)

佐々木七段のおやつ
(佐々木七段のおやつ)

とよた抹茶ロール
(とよた抹茶ロール ~口どけ抹茶ロールケーキ~)

定刻の9時に対局が始まりました。振り駒の結果、第1局の先手は藤井王位です。

対局開始
(対局開始の一礼)

藤井王位

藤井聡太王位

◆藤井 聡太(ふじい そうた)王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖)◆

  • 棋士番号307
  • 2002年7月19日生まれ(20歳)
  • 愛知県瀬戸市出身
  • 杉本昌隆八段門下
  • 2012年、6級で奨励会入会
  • 2016年、四段(プロ入り)
  • 2021年、九段
  • タイトル戦登場回数は17回。獲得は王位3期、竜王2期、名人1期、叡王3期、棋王1期、王将2期、棋聖3期の計15期。
  • 棋戦優勝は9回。

佐々木七段

佐々木大地七段

◆佐々木 大地(ささき だいち)七段◆

  • 棋士番号306
  • 1995年5月30日生まれ(28歳)
  • 長崎県対馬市出身
  • 深浦康市九段門下
  • 2008年、6級で奨励会入会
  • 2016年、四段(プロ入り)
  • 2022年、七段
  • タイトル戦登場は2回

盤
(▲2六歩△3四歩▲7六歩の出だしだった)

対局開始